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「「「「『ごちそうさまでした!』」」」」
『お皿洗っちゃいますね〜、台所借ります!』
志「Aちゃん、ご飯作ってくれたんやし、片付けくらいは任せて。あと、センラさんが話したい事あるって。」
志麻さんの気遣いには毎度驚かされる.......。
私もこれくらい周りに気遣える人にならなきゃな。
って、千羅さん、話したい事ってなんだろ。
わざわざ別室に呼び込んでまで話したい事、ってなんだろう。
千「さっきご飯食べてる時に付き合ってるとかそういう話してたやん?そん時凄い気分悪そうな顔してたから気になったんよ。なんかあったん?」
『いや、大した事ないですよw
じつは.......。』
今まで誰にも言ってこなかった、私の思い出したくない中学三年生の頃の記憶を呼び起こして、千羅さんに全て打ち明けた。
千羅さんは否定する事も肯定する事もなく、ただ黙って時々相槌を入れながら話を真剣に聞いてくれていた。
『.......って感じで、恋愛とかそういう話になるとその時の記憶が戻ってきちゃってw』
千「センラなら、絶対そんな思いさせませんよ。」
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作者名:a。 | 作成日時:2019年10月31日 10時