いれぎゅらー。Part2【い れ い す】

彼が夢主を見つけてみた【4話の続き】 ページ10

『ねぇ、なんで見つけるかなぁ……？』

お腹をさすったあなた。最後に会った時よりも何倍もお腹は大きくなっていました。

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【りうら】
「なんで……？ Aが大事だからに決まってんじゃん！｣
強い口調で言う彼は珍しく怒ったような顔をしています。
「なんで！？そこにりうらも混ぜてよ、！｣
Aさんと、彼と、もう1人。



【-hotoke-】
「好きだからだよぉ……！！！｣
顔をクシャッとして泣く彼。
「1人で産むなんて言わないでよ、
僕も手伝うからさぁ、一緒に頑張ろうよ……！｣
心強い彼でした。



【初兎】
「バカやん……俺が迷惑なんて思うわけないやろ！｣
顔を手に当てる彼。そこから光った水滴は、
そのまま彼の頬を流れました。
「絶対離れんし、離れさせん。｣



【ないこ】
「勝手にいなくなったりすんなっ、……！！｣
ｷﾞｭｯ……と優しく抱きしめる彼。
「ばか……｣とつぶやく彼はいつもよりも少し頼りなく、可愛く見えました。



【if】
「なんで見つけたか……？Aのことが世界一好きだし、大事だから。｣
このためにずっとメンバー会議も休み、徹夜並みに
探し回っていた彼。
「ﾌﾗｯ ……A見たら安心したわ。｣
もちろん看病はあなたが。



【悠佑】
「寂しかってん……｣
特に何も言わずにこの一言のみ。
ひそかに泣く音が聞こえたのは気のせいではありません。
「めちゃくちゃ怖かった……｣

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