Number7. 【irxs】

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えっと…あの。

これ、もしよければもらってほしい…

あ、苦手だったらごめんね？

…大丈夫？よかったぁ…

え？義理？

ちっ、違う違う…！

ほ、本命です…

…ちょっと待ってね。

あの、もうわかっちゃったかもしれないんだけど。

…ずっと好きでした。付き合ってください。

…えっ、本当？…よかったぁ…！

こっ…これから、よろしくお願いします！

ーーーーーー
『うあああああああああ〜〜〜恥ずかしい〜〜〜！』


終わった瞬間叫んだA。


声大きすぎてマイクにノイズ扱いされてるよ…


「いやぁ〜、めちゃくちゃ可愛いですね〜…」


「子供組で１番真面目にやっとるやん、何？この子可愛いんやけど。」


「俺と同じレベルで真面目やん…」


『ねぇぇぇもう逃げてい？ガチ恥ずかしいんだけど…』


からかう大人組、声が小さくなるA。


いや可愛いって…無理…


こういう子いたら絶対OKするんだけど。


ってかこの子引き取っていいですか…？


年上とは思えない可愛さ…


『てかね、私陰キャすぎてバレンタインとか無縁だったわけですよ！！』


恥ずかしがってるのかと思えば、急に声が大きくなったA。


「いやいや、絶対逆チョコとかされてたでしょ？マジでモテそうだもん。」


「そうやんな？でもひなた本人からはチョコ渡してなさそう…」


『初兎くんはあってる…でもほとくん、それは違うんだな。』


あれ、違うんだ。


りうらだったら確実にチョコ渡すけどね…


『私ね〜、メガネかけると真面目に別人なんだよね。今度見せてあげるけど。…じゃなくて！とにかく、私みたいな陰キャには無縁だから、シチュボもよくわからなかった！ってことです！』


「まろメガネのひなた見たことある〜〜〜マジで別人！でも可愛いんよ！マジなんなん！？」


『まろくんは逆ギレしないでください…！ってかマジで恥ずかしいんだけど〜〜！なんで！？こういうのじゃないの〜〜！？』


うん…それはりうらもめっちゃ思った。


初兎ちゃんとか全然真面目じゃなかったし。面白かったけど。


「まぁまぁ落ち着いてくださいって。さ、次大人組いきますか〜！」

結成当初　《note》　→←バレンタイン配信

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