検索窓
今日:4 hit、昨日:46 hit、合計:53,293 hit

. ページ35

少し走るだけですぐに息が上がってしまう


そんな身体にイライラしながら
私はユンギさんを探し続けた。





『まさか、、大邱?!』





"俺の本拠地は、大邱のばあちゃんの家だ"





ユンギさんが前に言ってたけど、
スマホで検索すると、KTXの終電は終わってた。






『どこ・・な、のっ』




ハァッ


ハァッ





額からポタポタと落ちてくる汗

喉がヒューヒューと鳴って
肺が捩れるみたいに痛い






『あ・・っ、あの、公園・・』






私は足を引きずりながら走った
















==




公園に着いた頃には辺りは真っ暗で、


そこにある唯一の灯りの時計は、
深夜0時を指していた。






汗でぐっしょり濡れた服に
冷たい風が当たるとすごく寒い


空からは小さな雪がパラパラと舞い降りてくる。









『ユンギさん・・ハァッ・・』





自分の吐く息でよく見えない。





『ユンギさん・・いないの?』




目を凝らして辺りを見ると、








『はっ!!』





ベンチに座る誰か

暗いし向きが悪くてよく見えないけど、







でもあの背中は、






『ユンギさんっ!!!!』





間違いない









「A・・?何で、、」




私に気づき、こっちを見た









もたつきながら
私はユンギさんへ手を伸ばした






ユンギさんが来ていた上着には
真っ白な雪が積もり始めていて



真っ白なユンギさんをさらに白へ染めていた

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (164 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
384人がお気に入り
設定タグ:BTS , ユンギ , SUGA   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ミンの甘露煮(プロフ) - けぃたんさん» コメありがとうございます!ピッカピカにしてきてくださいね!いい事あるかも〜?❤︎ (9月4日 11時) (レス) @page40 id: b88aa79b26 (このIDを非表示/違反報告)
けぃたん(プロフ) - とてもいいお話でした。トイレ、綺麗にしてこよ〜 (9月4日 9時) (レス) @page40 id: 17b7ddcd96 (このIDを非表示/違反報告)
ミンの甘露煮(プロフ) - 紗菜さん» 帰ってきてくれて本当によかった。甘露煮もこんな素敵な旦那さん欲しいです。ユンギさんがいたら、仕事頑張れますw これからもよろしくお願いします⭐️ (9月4日 8時) (レス) id: b88aa79b26 (このIDを非表示/違反報告)
ミンの甘露煮(プロフ) - アイリさん» 気に入って頂けてよかったです!ユンギさんの猫背は何故か可愛いの、何ででしょうかw これからもよろしくお願いします⭐️ (9月4日 8時) (レス) id: b88aa79b26 (このIDを非表示/違反報告)
紗菜(プロフ) - 神様が恋をしたら、素敵な旦那さまになりました。お帰りなさい。ユンギさん。素敵なお話、有難うございました。 (9月4日 6時) (レス) id: fe6f9b54b9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミンの甘露煮 | 作成日時:2023年9月2日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。