私、ただの管理人です。【YG】2

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家で洗濯物を干していた


高層階なのでバルコニーはなく、室内のランドリールームなのだが窓があるため開けて作業していた


ちょうどこの部屋からは隣のビルが見えないので、下着が見えるかも、なんて今まで気にしたことはなかった





だが






ブーン





『・・・何の音？』




デカいハエの羽音のような



ハチ？


こんな上空に？




いや、、




モーター音？




音のする方を見ると








『ウソ！』



ドローンが私にカメラを向けていた







咄嗟に干してあったバスタオルで窓を隠したけど

色々映されたかもしれない






『なんなの・・ドローンで盗撮とか、マジで犯罪だから・・』





ソンジュンは何を考えているのだろう

私をどうしたいというのだ





社長をしている訳でもないし、
実家も捨てた

特に美人でもないし、
ソウル大を出たわけでもない


このただの管理人の私を

一体どうしたいのだ



私には全く理解ができない







こういう時、ユンギに会えたら
ユンギに相談できたらどんなにいいだろう




でもできない





ただでさえ芸能人は普段からプライベートを晒されて大変なのに、私なんかのことで迷惑かけられない

それに、このことがきっかけでユンギが引っ越してしまうことがあれば

それこそ私は耐えられない




隣にユンギが居ると思うだけで何とか生活しているのだから






『はぁ・・』




Aジウナ



私、もう無理だよ

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