fourth ページ46
青side
多分ないこは、自分だけ記念日大切にしてて…みたいなん思っとるはずやから、盛大にドッキリ要素入れとかなあかんよな…
電話をして数分。
高級レストランの前で一人、風を浴びる。
ないこの特徴のピンク髪を時折きょろきょろと探しながらどんな反応を見せてくれるのかなと待つ。
ないこは、メンカラやからピンクにしとるんかしらんけどさ、多分なんでも似合うんよな
なんにしろ、ないこなわけやから
なんて夕暮れ時に、チャラいことを思ってみる
な「あっ、まろー!」
その声とともに、遠くの方で手を大きく振ってくれているないこが見えた
い「ないこ、ありがとうな。」
目の前まで走ってきて、財布を渡してくれて…
事の後のようにぜえぜえと息を整える
な「うん、会議がんばってね?」
首をコテッと倒して応援の言葉をかけてくれる
ありがとうな、ないこ、もう終わったけど…
会議が終わったことを知らせると目が飛び出そうなほど驚いた
な「え!?俺のせい、、ごめんね、まろ。取り返しのつかないこと、しちゃったよね。」
い「大丈夫やで。財布の中の紙見てくれる?」
紙には、
『 7年も付き合ってくれてありがとう!!
これからもよろしく!!
〜〜お食事券〜〜 』
二人同時に読み、ないこには何も言わずに目隠しを着ける。
部屋まで手を引いて、席に着かせる
その間も戸惑った様子を見せながらも、俺の手をぎゅっと握ってくれていた
…
ないこが目を開けると、目の前には大きなケーキ
い「気が早いけど、ウェディングケーキ?的なの。俺と結婚してくれませんか?もちろん、認められるようになっても。」
はてなを頭の上に浮かべながらも頷くないこ。
い「ふふ、わかってへんって顔しとるやん。…一生一緒に居ってなってこと。」
、さすがの俺でも照れた。多分顔赤い。
な「ふん、もひろん。」
もきゅもきゅと音が聞こえるほど、おいしそうにケーキを頬張るないこ。
い「ないこ!?なんで先に食べてんの!?ウェディングケーキって知ってる?写真いらんの?」
な「あ、写真とろ?」
すみませーんと店員さんを呼ぶないこ。
そうだ、これがないこだった。
まあ、そんなないこが好きなんやけどな
ないこに食べられた部分が映るように写真を撮ってもらう。
これも大事なないことの一コマ。
_______これからもよろしくな、ないこ。
33人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紺色で藍色のウミ(プロフ) - るり(もしよかったら小説見てください)さん» リクエストありがとうございます。いつもお待たせしてしまう形となってしまい、申し訳ございません。できる限り早く投稿はしますが、待っていてくださると嬉しいです。 (2023年1月19日 20時) (レス) id: 4f78acb839 (このIDを非表示/違反報告)
るり(もしよかったら小説見てください)(プロフ) - リクエスト失礼します。元カレに無理矢理やられている赤くんを桃くんが助けて、消毒するお話をお願いしたいです…! (2023年1月18日 8時) (レス) id: 2b382da3ef (このIDを非表示/違反報告)
紺色で藍色のウミ(プロフ) - のあさん» 遅くなるかもしれませんが、それでもよいなら全然大丈夫です!! (2023年1月5日 14時) (レス) id: 4f78acb839 (このIDを非表示/違反報告)
のあ - リクエストよろしいですか? (2023年1月4日 22時) (レス) @page39 id: b839ec65b8 (このIDを非表示/違反報告)
紺色で藍色のウミ(プロフ) - にゃにゃにゃぁさん» 何回でもリクエストしていただくと、とても嬉しいです。全く問題ありませんよ。リクエストありがとうございます。三賀日?は少し忙しいので、いつ投稿できるかはわかりませんが、待っていてくださると嬉しいです。 (2023年1月1日 23時) (レス) id: 4f78acb839 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ