lれxすBL

青紫《朝の出来事》 ページ12

初兎side


今日はないこはうすで、ファンミだ。


集合時間は10時。今の時刻は9時。


15分ほどでないこハウスに着くが、できるだけ早く家を出たい。


…遅刻してネタにされたくないし。


そんな僕の考えとは裏腹に同棲中のメンバーであり、恋人でもあるいふまろは幸せそうな寝息を立てて眠っている。


そろそろ、起こしに行こうといふまろの部屋のドアノブに手をかける。


初「うっ、」


なんだ、この天使は。((


そこには幸せそうな顔をしてスヤスヤと眠っているいふまろが居た。


初「っじゃなくて！起こさなくちゃ！」


初「まろちゃ〜ん！起きて〜！今日ファンミだよ〜」



…起きない


試しに、いふまろの体を揺すってみる。


い「んぅー…もっとねりゅのぉ…」


え、寝ぼけてる…可愛い…


初「まろ〜起きて〜起きないとちゅーするよ〜」


…なんて僕のしたいことだけどね。



い「いい、よぉ？(目を擦りながら)」


え、なんか間に受けてますやん…


初「ほんまにええん〜？はよ起きや？先にリビング行っとくわ」


やばい、言った俺の方が照れてる。


そう思いながら、リビングへ逃げようとドア方を向く。


い「まってぇ…いかないりぇ…」


え、なに？


今日はいつも以上に幼児退行のまりょですか？


呂律回ってないやん


初「なんや〜？」


なにもない様子を装う。


い「…ん(ちゅ)」


！？


初「ななな！？なんや！？」


いふまろがいきなりちゅーしてきた。


い「えへへ、おはようのちゅー」


えぇ…なんの用事でこの部屋来たっけ？


可愛いいふまろ見れるなんか、最高じゃん。


俺運良…


い「しょにだ〜こっちおいで〜？」


初「ど、どないしたん？(まだ照れてる)」


い「きょうもいちにちがんばろのぎゅ！」


うぐっ…


初「頑張ろな、まずは準備しよか。」


内心バクバクの初兎


俺とまろは、すぐに準備を終わらせてないこハウスに行った。


ないむの2人が出迎えてくれた。


よし、今日も色々頑張ろう！

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