青組の弟妹組。

第２８話 ページ31

悠佑side


集合場所にないこ以外来ないって普通にどうかと思うんやけど。


な「あ、ここだよ。初兎ちゃんの家。インターホン鳴らしてみるね。」


さすがに遅すぎたからか、ないこもしびれを切らして、メンバーの家を周っている。


ピーーーンポーーーーーーーーーーン


…いや、インターホンの音長くないか？


と、中からパタパタと走ってくる音が聞こえる。


初「はーい…って悠くんやん。どないしたん？｣


悠｢どないしたん？じゃないやろ！お前、約束覚えてたん！？｣


初｢約束…あっ！今日みんなで出かける日やん！｣


おい大丈夫かよ…


な｢じゃあアニキと初兎ちゃんは後で来てもらって〜、俺はほとけっちのところ
行ってくるね！｣


ないこがそう言って走っていく。


初｢じゃあ俺着替えて来るから、ちょっと待っててくれへん？リビングでもどこでも。｣


悠｢じゃああがらせてもらうわ。時間ないから早くしろよ？｣


初｢大丈夫、わかっとるって。｣


…本当にわかっとんの…？


俺はソファーに座って適当にスマホをいじる。


そういや、最近この人のイラスト気に入ってるんよな〜


名前なんやっけ…


そうだ、『Noah』さんだ。


歌い手関連のイラストも結構描いてるし、歌ってみたとかでお願いしてみたいな…


あ、新しいイラスト出てる。


へぇ〜、今回は珍しくホラー系のイラストか〜…


そうやってしばらくイラストを眺めていると、初兎が降りてきた。


初「ごめんごめーん、悠くん、次誰の家行くん？」


あー…誰の所やろ…


悠「ないこがさっきほとけの家行くって言ってたな…りうらでええんちゃう？」


初「んじゃ、りうちゃんのところ行ってからいむくん達と合流すればええかな。」


まろは〜…どうなるんやろ。


まぁ、まろなら連絡取ればすぐ来るだろうし、大丈夫か。


ーーーーー

続いて来たのはりうらの家。


インターホンを押そうと、右腕を伸ばした時。


＿＿＿ガチャッ


り「やっばぁい！遅刻だぁっ！」


悠「りうらっ！？」


目の前のドアがいきなり開いて、俺の頭に思いっきりぶつかる。


悠「っ！？」


り「わぁぁ〜！アニキごめん！」


りうらが俺の肩を掴みながら言う。


悠「いや、大丈夫やけど…こんなに時間遅れることってある？」


集合時間は１０時半。１１時まで待ったけど誰も来ないから家を周ってる。


現在の時刻、１２時。


…１時間半っておかしいよな…？


ーーーーーーーーーーーー
皆さんの地域は雨大丈夫ですか…？

雨や雷、気を付けてください！

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