▷Story 2 ページ4
とりあえず先払いのアイスを奢ってもらうために一緒に帰ることになった
『なんで私手助け...』
「まあまあ！ハーゲン食べるんでしょっ？」
おい話をごまかすな
そう言いたかったけどやっぱり内藤の好きな人なんかよりハーゲンのほうが大切だ
...内藤の好きな人には失礼だけど
スーパーに入った私達は一目散にアイスの売っている場所まで行く
内藤の顔面やら髪の毛やらのせいでやたらといろんな人の視線がこっちに向く
「...なんか見られてない、？」
『お前のせいだぞばか』
「なんで！？！？」
自分のビジュの良さを知らない天然ばかは放っておいて(
私はハーゲンの何味を買うか迷っていた
チョコとかでもいいけど...んーやっぱり季節限定とか、？
そう思ってると横から迷いのない手がチョコ味のハーゲンを掴んだ
『え、決めるの早くね？』
「俺ハーゲンはチョコ味って決めてるんだ」
『チョコか季節限定、どっちがいいと思う？』
「え、じゃあ俺チョコ買うから賽目さん季節限定買ってよ、半分こしよ」
その言葉の意味を深く考えないで私は季節限定の方を奢ってもらった
そして家まで帰りながら奢ってもらったハーゲンを食べる
『奢ってもらったハーゲンが世界一美味しいね』
「人として終わってるよ賽目さん」
そんなツッコミはスルーして内藤の好きな人の話をする
『結局恋の百戦錬磨とかいう噂はどこいったの』
「いやその噂は全然違うわけ、俺告ったことないし女子と目合わせるとかできないから」
『なんだよそれ』
この数時間だけで分かる.
内藤のイメージが話す前とあとでは大きく変わったのだ
内藤は意外とめんどくさくてピュアだということはわかった
ただ告白するだけでも何年もかかるようなタイプだと思う
「告白以外でなんかないのぉ〜...」
いやお前も考えろ、というツッコミはしまって真面目に考えることにした
『メールとか手紙とかで告れば？』
「いや連絡先交換するだけでも無理だし、手紙とか他の人に見られたら終わりやん」
はあめんどくさ(
私はハーゲンのカップの底を見つめる
...あと一口
私が最後の一口を食べようとした瞬間、内藤がこう口にした
「最後の一口半分こしよ？はいっあーん」
...は、
こいつほんとにピュアなのか、？と問いたくなった
next.
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いえーいはくちゃだよ - かあみ。かあみ (2023年3月14日 18時) (
レス) @page4 id: fe22b6de1c (このIDを非表示/違反報告)
紫乃だおん - ないくぅぅぅぅぅん!!!!!ｱ"ｧｧｧｧ((ないくんのちゅきなひとに転生したい… (2023年3月8日 13時) (レス) id: a326f56d91 (このIDを非表示/違反報告)
推ししか勝たん症候群 - 羽花様しか勝たぬですｯｯｯヽ(・∀・)ノ (2023年1月11日 4時) (レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
推ししか勝たん症候群 - この世界線に生まれて主ちゃんとないくんの絡みを遠くから眺めておきたい。勿論？？？他のメンバーと主ちゃんの絡みも、見たいわけですけﾄﾞne(((殴 更新早くて号泣しました。←他の作者は3ヵ月に一回ぐらいですからね???? (2023年1月11日 4時) (レス) @page6 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
あお - わぁ神がいるぞおおおおおお！！！！ (2023年1月2日 17時) (レス) @page6 id: abfc171831 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽花 | 作成日時：2022年8月13日 20時
