【マギ・トリップ】運命に抗う者が幸運を手に入れる__second-始まりの旅路-__ (ページ10)

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第55夜お酒は二十歳になってからページ10

「「宴だーーーーーっ」」

ざわざわ。

城のあちこちや城下町の方からたくさんの人の声が聞こえる。

どうやら国全体での大きな宴のようだ。

「もうすぐ踊る時間もあるようですよ？」

へー！
あれかな、謝肉祭のモルジアナが踊ってたみたいな感じなのか？

ってまぁ踊れそうにはないわけだが。

食い過ぎた。
お腹が重い、、、！

「皆さん綺麗だな！！」

はーい酔っ払い注意報発令ーーーー

はーい変態酔っ払い女たらし登場ーーーー

うっわ、女の人に囲まれてきゃっきゃうふふしてる。
うっわ、にやけてる。うわぁぁ

とか思って少し冷たい視線を送るとこっちに気づいたようで

「やぁA楽しんでいるかい？」

と笑顔で話しかけてきた。

やめて！いいから！
女の人たちの相手してあげて！

私への視線が痛いから、、、。

「Aも酒飲まないか？」

「え、、、いや、いいよ」

そもそも未成年だから！飲酒ダメだから！

こっちの世界ではどうだか知らんが

もしかしたら関係ないかもな。
アリババ飲んでたし

「そう言わずに！さぁ！」

「がぼっ！？」

げほっごほっ

うえっ、むせた、、、げほっ

「美味しいだろう？」

「私のどこをどうみたら美味しいと思ってそうなんだ！？げほっ」

無理矢理突っ込みやがって！

クソまずい！

大人はなんでこんなん物だばだば飲めるんだよ！？
ほろ○いとかそんなんだったらまだわかるけど！

「けほ、、、
ガチで気持ち悪くなってきた、、、。」

「大丈夫かい？」

「お前のせいだ酔っ払い変態馬鹿王。
ちょっと庭行って休んでくる」

ふらふらとその場を離れる

途中でジャーファルに心配されたけどそこはしっかり言っておいた。

「シンドバッドに無理矢理酒突っ込まれました」

と。

その後に叫び声が聞こえたのは気のせいかな♪