標的19 ページ25
骸side
貴「それから骸たちは私たちについてきました。初めは警戒していましたが時間が経つにつれて私たちに気を許すようになりました。私たちはすごく嬉しかった」
それなのに僕たちは…貴女たちを裏切った…
五「そ、それは違います…！骸兄さんたちは僕達に迷惑かけたくなくて出て行ったんですよね？」
骸「それは…」
そんなのは言い訳だ…マフィア界においてそんな言い訳は通用しない…
貴「…骸」
骸「…はい…」
貴「貴女たち3人のことを私たちは仲間だと思ったことはありません」
っ…！
ツ「な…！なんでそんなこと…！」
貴「だって家族なんだから」
骸「…っえ…？」
貴「家族を仲間と思えなんて難しいとは思わない？」
犬「真宵さん…」
千「真宵様…」
リ「感動の場面に水を刺すようで悪いが裏切るっていうのはなんだ？」
骸「僕たちは数年前、この本丸を飛び出しました」
山「なんでだ？」
3人「…」
犬「…迷惑かけたくなかったんらびょん」
ク「…迷惑？」
千「…俺たちが刀の使徒に匿って貰っていたのは周知の事実だった…だからマフィア界の掟を破ったとなれば叩かれるのは真宵様たち…」
骸「だから僕たちは真宵さんたちの元から出て行きました」
…嫌われるだろうか…軽蔑されるだろうか…今まで誰に嫌われようと疎まれようと軽蔑されようと別にどうでもよかった…でも……真宵さんや兄さんたちだけは…
貴「…」
やはり、嫌われましたね…
貴・刀「「「…よかった！！！」」」
…え？
一「よかった…私たちが嫌いになったとかそういうわけじゃないんだね？」
江「私たちに迷惑かけたくないと思ってのことだと分かっていても少々心配でしたから…」
蛍「よかった…よかったよぉ(泣)」
なんで…
貴「言ったでしょ？私たちは家族。貴方たちを嫌いになることなんてありえないんだから…ね？」
っ…
骸「…っありがとうございます…」
僕は柄にもなく泣いてしまった
それでも真宵さんたちは何も言わずに僕たちを暖かく見てくれていた
一期兄さんたちは頭を撫でてくれたり背中をさすってくれた
嬉しかった
ボンゴレたちも暖かい視線なのはムカつきますがね←
そのとき僕は気づいてなかった
彼らが僕たちにも隠していた闇に…
あの人が背負っていた業に…
あんなに暖かく見守ってくれたあの人たちがまさか
あんなことになるなんて…
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リディア(プロフ) - ルシファーさん» もちろん！大歓迎ですよ！最近ネタが降ってこなくて困ってたところでした…！ (10月5日 20時) (
レス) id: 17a5e0b593 (このIDを非表示/違反報告)
ルシファー(プロフ) - とても面白い作品でした！リディアさんの作品をもっと読みたいのでリクエスト送ってもいいですか？ (7月19日 23時) (レス) id: 8af855674c (このIDを非表示/違反報告)
ta0628tm0105(プロフ) - 続きを…待ってます!!!! (2022年2月15日 9時) (レス) @page22 id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
朱桜馨(プロフ) - こう言う設定とか、話大好きです！骸さんと主人公ちゃんの関係が気になる…更新楽しみに待ってます！ (2021年12月8日 21時) (レス) @page20 id: e0ab5d8073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lydia | 作成日時：2021年3月31日 20時
