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開始からものの1時間。
4人はふう、と息を吐きノートパソコンを閉じる。
『さすがだな』
sn｢最近やってなかったんですけどね｣
『そうなのか？』
pi｢そうだよ。盗むものが見つからなかったってのもあるけど｣
きゅ、とぺいんとは無意識に自分の胸の当たりを握りしめた。
そこで先程まで笑顔だったほか3人も泣きそうな顔で俯く。
Aの横にいた死神がAの服の袖口を掴み、口を開き、言葉を漏らす。
sn｢もう居なくなったりしませんよね…？｣
Aがいなくなり路頭に迷ったのは決して鬱達だけでは無いのだ。
自らの命を救ってもらったのにその恩も返せず亡きものとなってしまった彼女。
しかしこうして奇跡のように戻ってきた彼女だが、1度戻ってきてくれたからこそもう一度失うのがたまらなく恐ろしい。
それはAもなんとなく感じていた。
だからこそ不安も何も無いような決意の目で答える。
『当たり前だ。少なくともお前たちより早くは死なないさ』
そう言えば4人はぱぁ、と顔を明るくする。
和気藹々と会話を続ける5人に鬱はただひとりそれを遠目で眺めていた。
実のところ鬱は少しずつ分かっていた。
先程のAの発言。
一見してみればこのご時世戦争や危険な仕事などで命を失うこともあるだろう。
だが人間には寿命という大きな壁がある。
蘇った彼女は自分より遥かに歳下で戦死でもない限り先に寿命を迎えるのは鬱達だ。
ut(触らぬ神に祟りなし…ってか)
世には知らない方がいいこともある。
世渡り上手な鬱だからこその行動。
優しいのか鬼畜なのかわからない彼は短くなった吸殻を石造りの灰皿に押し潰した。
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天笑くん(プロフ) - もう更新はなされないのでしょうか……。Twitterの垢などありましたら是非繋がりたいです……。 (2020年10月3日 4時) (
レス) id: 009e7901bd (このIDを非表示/違反報告)
つん - あああああ好きです (2020年3月11日 23時) (レス) id: cfb0800075 (このIDを非表示/違反報告)
まぁち - え、もうやばい… 惚れる… (2020年1月6日 21時) (レス) id: ba1aceb76e (このIDを非表示/違反報告)
パセリ(プロフ) - いおさん» 乙女ゲー…なるほど、その考えはありませんでした。検討してみます。コメントありがとうございます (2019年11月6日 6時) (レス) id: 1c07c807f8 (このIDを非表示/違反報告)
いお - 乙女ゲーパロがいいです！ (2019年11月5日 19時) (レス) id: 35fa5d69c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：@mimizu810 | 作成日時：2019年8月7日 2時
