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かといって、ルーピンのやり方もといダンブルドアの徹底したまでの守り方にも何か不自然さを感じた。
確かに彼の住所を自分の部下に見守らせるのはいいが、詳細を知らせておけば彼はここまで怒りはしないのではないだろうか。
ルーピン先生でもなだめられるかわからない彼だが、これがダンブルドアだったらもっとスマートにうまくいくのでは。
第一監視されていることを知らなければ、彼はどこにでも行き放題だ。
いまここでもAの誘いに簡単に乗ってしまっているし、もしもこれがAを装った誰か別人だったら＿＿
Aはハリーの言うことに頷きつつも、ダンブルドアのやり方に疑問を隠せなかった。
この間、信頼していた人間に手痛い裏切りにあったせいか、Aの神経は最高潮にピリピリしていた。
ハリーはAの表情が険しくなっていることに疑問を覚え、すっと口を閉ざした。
「あの？A
何かあったの？」
「え、どうして？」
「どうしてって。すごく怖い顔をしていたから…」
「そう…それはごめんなさい。」
手痛い裏切りにあったの、とは言えず、Aはそっと口つぐむ。
「ねえ、ハリーこれからも会いに来ていいかしら。
ただし次来るときは変身はしないわ。」
「え、それいいのかい？」
「わからない…
でも一度やってみたいの、それでもしも何かあれば、普通にポリジュース薬を使ってくるわ。」
そう言ってAはニコッと笑ってみせた。
念のために二人で会うときのサインも決めてその日はそれで別れた。
今まで口実がなければ出かけることが許されなかったAだが、同時に様々な疑問が見えてきた。
「(もしもダンブルドアがこのことの自体を最悪のところまで想定しているのなら…確かに自分で動くのは得策じゃないわね…だとしてもそれはハリーの精神面的にどうなのかしら？
彼は何を考えているのかしら。。)」
Aの疑問は膨らみつつある。
そんな疑問を抱えながら、家路に着いたAは早速変装を落とした。
結局つけられている形跡はなかったし、魔法は使えないから特に対策をすることもあるまいと書斎に入り込むと
「お嬢様。」
と久しい姿そこにいた。
テニスボールのような瞳をして、小柄その体をしゃんと背筋を伸ばして立っているグレイは、Aが帰ってくること事前に想定したかのような出迎え方だ。
実際キッチンからはいい匂いが漂ってくるし、リビングも見違えるくらいに綺麗になっている。
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イライザ(プロフ) - ベルモットさん» ふふ、ありがとうございます。まだ成長しきれない感じが伝わるように書きました。これからどう変わって行くのか、どうか見守っていただけると助かります。 (2019年9月12日 8時) (
レス) id: 546c85bffe (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 本日、引き続き読ませて頂きました。鷹の寮生らしく孤高で他人に頼らずに主体で好み。鷹の石像と会話をする場面も。 (2019年9月12日 7時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
イライザ(プロフ) - ベルモットさん» そうですね、一歩一歩着実に。でも自分の領域は自分なりに守る。そんな考えを残しつつ、主人公が自分のプライドと並行して、何をどう変えて行くのかを伝えられたらと思っていまsy、ありがとうございます。 (2019年9月6日 3時) (レス) id: 546c85bffe (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - まだまだ読み続けているベルモットです。この夢小説は説明文や状況説明など細かく書かれていて、ハリーポッターの世界観が滲み出ていました。鷹の寮生らしく夢主は健気ですね。 (2019年9月5日 23時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
イライザ(プロフ) - crossmarian4272さん» ありがとうございます！更新頻度が少なく申し訳ないのですが、これからも楽しみしていてください。宜しくお願いします。 (2019年8月9日 21時) (レス) id: 546c85bffe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｉｒａｉｚａ | 作者ホームページ：
作成日時：2019年7月29日 22時
