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詳細を尋ねるよりも早く、しなけれなればならないことが多い為、Aはその真偽を確かめることを伏せた。
因みに今ここの部屋の主はいない。
「本当に僕が伝えたと思っているのか？」
「さあ、でもこの世の中にノヴァ・ブラックと名乗ることもその事実を知っているのは私と貴方くらいだわ。」
「シリウス・ブラックは？」
「彼には貴方の存在を伝えただけで名前は伝えていない。
まあ最も、ハリーを間接的において、事実を知ったっていう切れ者なら話は別ね。」
「おい、あんまり馬鹿にしていると「後は、あのクリーチャーか。」
空色の目がキラリと光る。
正面から見据えたノヴァはカチンと硬直したように動けなくなった。
「貴方が未だにあの屋敷しもべ妖精を庇っている事情は知らないけど、少しも警戒しないのはいかがなものかしら。」
「じゃあ僕も言うが、君のボーイフレンドはどうなんだ？」
「はあ？一体誰の事を「ドラコ・マルフォイだ。
知らないとは言わせない、あいつだってブラック家の血を引いている否定はさせないぞ。」
「…根拠は？証拠は？理由は？」
「一つに、あの男は僕と君が兄妹の関係にある事を気にしすぎているんだよ。
その証拠にこの間あった時ひどく不機嫌そうな顔していた。
君と僕が会おうとすることを好意的に思ってない証拠だ。
そして、最近あいつが禁じられた森の方にお供の連中を連れて出かけに行くのをよく見る。
この間なんか手のひらを上に向けて何か喋っていた。」
と身振り手振りで例えるノヴァに、Aもつられて真似をする。
小人に語りかけるようなサイズ感に、Aは肩を竦めた。
「馬鹿言わないで。
仮にそうだとしても、大々的にこんな形で訴えることに彼にはなんの得にもならないわ。」
「………そうなんだよなあ、、シリウスにしろ、クリーチャーにしろ、ドラコにしろ、一体誰が得するっていう話になるんだよなあ、、」
とノヴァは一気に脱力したように横になった。
こうしてみると自分の兄は意外とこういうだらけグセがあるのかもしれない。
今まで外見用の彼に付き合ってきたせいか、隙だらけの姿を見ると変な感じを覚える。
「ちょっと兄さん、ちゃんとしてよ。」
「わかってるって、、」
とやっぱり起きる気配のないノヴァに呆れていると、
「二人揃って情けない。」
といつぞやのしわがれた声が響いた。
ばっと二人が顔を上げるとオオタカのような鋭い目をした男が二人を見下ろし、睨みつけていた。
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イライザ(プロフ) - ベルモットさん» ふふ、ありがとうございます。まだ成長しきれない感じが伝わるように書きました。これからどう変わって行くのか、どうか見守っていただけると助かります。 (2019年9月12日 8時) (
レス) id: 546c85bffe (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 本日、引き続き読ませて頂きました。鷹の寮生らしく孤高で他人に頼らずに主体で好み。鷹の石像と会話をする場面も。 (2019年9月12日 7時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
イライザ(プロフ) - ベルモットさん» そうですね、一歩一歩着実に。でも自分の領域は自分なりに守る。そんな考えを残しつつ、主人公が自分のプライドと並行して、何をどう変えて行くのかを伝えられたらと思っていまsy、ありがとうございます。 (2019年9月6日 3時) (レス) id: 546c85bffe (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - まだまだ読み続けているベルモットです。この夢小説は説明文や状況説明など細かく書かれていて、ハリーポッターの世界観が滲み出ていました。鷹の寮生らしく夢主は健気ですね。 (2019年9月5日 23時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
イライザ(プロフ) - crossmarian4272さん» ありがとうございます！更新頻度が少なく申し訳ないのですが、これからも楽しみしていてください。宜しくお願いします。 (2019年8月9日 21時) (レス) id: 546c85bffe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｉｒａｉｚａ | 作者ホームページ：
作成日時：2019年7月29日 22時
