i姫ちゃん 5

手伝い 2 ページ19

Aside

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『…んっしょっと！』

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メンバーの服をハンガーに引っ掛けて
洗濯竿に干すんだけど
これがなかなかの重労働…


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玉ちゃんの服とか、長い丈の服が多いから
高いところに引っ掛けないといけないし…


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気まぐれにわったーのお手伝いをしてみたけど

ほんっとに大変。



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藤「ふふ。手伝おうか？」



と優しくて低い声がきこえたと同時に
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持っていた洗濯物を
ひょいっと洗濯竿に掛けてくれた。


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『太ちゃん!』



藤「1人でこの量は大変でしょ。」



『…でもわったーは毎日やってくれてるの』



藤「ね。ありがたい。
でもAは女の子だからね。
無理しないで。」



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さすがキング。優しさパーフェクトだわ。



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何気ない会話をしながら、
ほとんど太ちゃんが手伝ってくれて



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『……よしっ！
これでおしまいっ！』



藤「はいっ。お疲れ様。」


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『太ちゃんが手伝ってくれたから
あっという間だったよー！』


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藤「どういたしまして。
じゃあ、寒いから中に入ろうか。」


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エスコートまでしてくれる。



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どこまで完璧なの。

こんど太ちゃんのお母様に育て方聞いてみよーっと(笑)


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