i姫ちゃん 4

美容院 2 ページ22

北山side


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ー翌日ー








北「A〜。準備できたか〜？」







『できたぁー！今行く！！』




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あの後すぐ俺の行きつけの美容院に
予約の電話を入れておいた。



急な予約にも快く承諾してくれた
美容師さんにまじ感謝。





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玉「なになに。
ミツとAどっか行くの？」





宮「久しぶりのオフだもんね〜。」







二「いいな、いいな。どこいくの？！」





千「A、なんか可愛い服着ちゃってるし。」









玄関で鉢合わせた弟組に捕まって
案の定ギャンギャン騒ぎ立てる。







と、その声につられてやってきた
横尾さんと藤ヶ谷。







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『ふふ、可愛いでしょ〜。
このワンピース。』





藤「うん、花柄でフワフワしてて可愛い。」





横「…けど、スカート短すぎじゃない？」





藤「こんくらいが可愛んだよ。な？」




『へへっ。これお気に入りなの。』





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…………。


なんだ、この甘ったるい空気。









北「だぁー！もう！
早く行かないと予約の時間に遅れるだろ？
A、行くぞ！」







『え？あ、うん！』







と、靴を履いたAを確認して
手を引いて外に出る。





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北「んじゃ、行ってくるから。
夕方には帰るから〜。」








『行ってきます！
わったー、夜ご飯エビフライね？』









横「……はいはい。
行ってらっしゃい。」






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ちゃっかり夜ご飯のメニューを注文して
俺の後ろについて来るAを引き連れて
車に乗り込んだ。



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