給料日らしい ページ7
Aside
甚爾「A、お前なんか違くねぇか?」
悠仁「パパ黒先生、それ俺も思った」
野薔薇「なによあんた達。そんなにAさんジロジロみんなクズ共」
珍しく今日は給料日でしっかり働いているパパ黒さんは、悠仁と野薔薇と体術稽古をしていたので混ぜてもらった。
津美紀「Aさんこんにちは!良かったらお弁当ご一緒にどうですか?」
野薔薇「津美紀さんのお弁当最高なんですよAさん!あの伏黒のお姉さんがこんなに優しくて綺麗で料理も美味しいなんて信じらんないですよ!?」
津美紀は今日は高校が休みなのかお弁当を持ってきてくれた。
本当に良くできた子だ...未だに悟の財布で競馬に行くパパ黒さんとは大違いだ...
A「私も欲しいな。昨日は帰ってきて二年の稽古と悟の任務に付き合って酒しか呑んでないから、流石に腹が減った」
昨日は硝子に何杯か酒を分けてもらったが酔うほどではなかった。
こう見えて硝子よりザルな自信はある。
津美紀「悠仁君とお父さんは何をそんなに唸ってるの?」
甚爾「いや、なんか違うんだよ」
悠仁「そうそう。なんか...」
パパ黒さんと悠仁にそう言われれば津美紀まで唸りだす始末。
どうしたもんか...
津美紀「あ!アレですか?恋する乙女とか、春が来ると女性は変わるっていいますし!」
野薔薇「マジですかAさん!?」
A「あー、まぁ、ワンチャンそれ」
甚爾「ワンチャンってなんだそれ。自分の事だろ」
悠仁「あー!恋か!なんだ、スッキリしたー!」
悠仁と野薔薇がはしゃぎ出したところで崩れ落ちる音がした。
直哉「嘘や、嘘や!!」
傑「今度はA!?今日は本当にみんなどうしたの?」
割と見慣れた組み合わせの二人が立っていた。
直哉「姉さんのハート射止めるんは俺やと思っとった...俺と姉さんの赤い糸バズーカでぶち抜かれたやと...?」
甚爾「いや、糸のサイズ考えろよ。糸にバズーカは逆に当てんのスゲー技術だろ」
なんかカオス。
私はもはや口を開くことをやめた。
直哉「姉さんの視界に入る男はみんな死んだらええねん。この世界に俺以外の男はいらん!!」
野薔薇「うーわ、愛おっも!」
悠仁「えー、直哉先生俺も?」
甚爾「逆になんでお前だけ生かしてもらえると思った」
津美紀「お父さん、なんで耳塞ぐの?」
止めるの無理そうだな。
ツッコミ不足で傑は既に全てを放棄した顔をしてる...
A「はぁ...詰んだ辛...」
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金平糖 - 五条オチ完結おめでとうございます!最初から拝見させてもらっていたので、夢主ちゃんが幸せになってくれて良かったです!夏油オチ後に夢主愛されエンドか、直哉エンドが見たいです...!これからも応援しています!! (2022年2月21日 0時) (レス) @page22 id: d9f31616d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伊織 凛 | 作成日時:2022年2月19日 2時