顔は良くても結婚はできない【五条 悟】

相変わらずの騒がしさ ページ13

Aside

A「あぁ、だからボロボロだったんだな」

どうやら私が寝ている間、悟は私に会いに来るのを躊躇っていたらしく直哉と真希にボコボコにされたらしい。
噂を聞きつけ他の人たちは来たらしいが。

悠仁「うわぁー！お腹大っきい！」

野薔薇「なにやってんのよあんた！宿儺がAさんになんかしたらどうすんのよ！触んな！！」

相変わらず楽しそうだ。

直哉「あれやんな。姉さんの子供はもう実質俺の子供でも...」

真希「ここにもクズが湧いていやがる。死ね！」

直哉「残念やけどもうちょっと強くならんと俺には勝てへんよ。真希ちゃん♡」

恵「鳥肌やばい...」

何はともあれ、ということでいいのだろうか？

傑「調子、少しは良くなった？」

硝子「半年も、しかも連続的に任務が入るなんてAの普段の任務からすれば考えられないな」

確かに。
私は天与呪縛の関係で呪霊引き寄せ体質。
だから上もそれを考慮して長距離移動かつ長期間にわたる任務を単発で一個入れると何日か休みを挟むのが普段。
それも私が迷子にならなければ一週間とかからない任務をだ。

A「体調はボチボチ。まぁ、しばらくは休暇を貰うと伊地知に頼んで伝えてもらっているから、大丈夫だ」

今は考えても仕方がないし、目の前の事で忙しい。

甚爾「うーわマジなやつだ。俺がデキ婚しちまえば良いって言ったのそのまま実践してやがる」

あれはパパ黒さんと、

津美紀「お父さん、何で耳を塞ぐの？何も聞こえないよ？」

津美紀か。

直哉「甚爾君、俺は幼少期から甚爾君に憧れとった...けど今ここで祓う！」

甚爾「いや、俺呪霊じゃねぇし...」

恵「クソ親父」

甚爾「いや、クソ親父にクソ親父って本当の事言うなよ。傷つきはしねぇけど財布寒いの思い出しちまうだろ」

相変わらず仲のいい親子プラス直哉だな。

津美紀「うわぁー！お腹大きいですね！」

悟「不思議だよね。まだ半年でコレだって。いや、半年ってもう結構なのかな？」

硝子「まぁ、早くてあと三ヶ月とちょいくらいで産まれるだろ」

そんなにかかるのか...
少し出産なめてたな...

悟「勉強になります硝子せんせー」

硝子「まずは道徳と常識勉強しろ」

傑「A、私達もできる限りはサポートするから悟に子供の教育をさせたらダメだからね？道を踏み外す未来は見えてる」

なるほど。
否定してあげられないのはまぁ、仕方がないだろう普段の行いだ。

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