発言★ ページ3
Aside
結局髪切れず...
まぁ、去年に髪長すぎて呪霊にバッサリ切られたから今は以前ほどは長くないしいいか...
悟「ほら、ついたよ」
A「どこだよ」
悟「僕ん家」
A「帰国した挨拶まだなんだけど...」
悟「絶対だめ、僕が待てない...」
ｷﾞｭｯ
運転で目隠しを取っていたので、五条と目が合う。
その目は、子供のようにうるみヤダヤダと言っていた。
私の手を握る手も力強く握られている。
A「はぁ...分かった」
諦めて車を降りて五条の後ろをついて歩いた。
うわぁ、、、これが噂のタワーマンション通称タワマン。タワレコの親戚か...
なんて一人でボケてたら口に出てたようだ。
悟「A、なんというか変わったよねw雰囲気柔らかくなったっていうか、発言がいちいちバカになったっていうかw」
A「特大ブーメランで返すw」
学生時代よりも2人揃ってよく笑うようになったと思う。
あの時もよく笑ってたけど、今は本当におかしそうに笑うんだ。
「ついたよ」と五条がカギを開ける。
中に入れば玄関だけでもよく分かる生活感のなさ。
ホコリ一つ落ちていない。
ｶﾞﾊﾞｯ
A「ｳｦｧ...ッ！」
悟「何その声w」
来るとは思っていたけど突然後から抱きしめられてビビった。
学生時代はもっと華奢なイメージだったのに抱きしめられて分かる。
ゴツくなったな...
悟「ﾊｧ...そんなに触られるの嫌だった？今も嫌？」
背中にグリグリと頭を擦り付けてきては不安そうにそう尋ねてきた。
A「嫌ではないけど、何で？」
そう言えば「え？僕と約束しちゃったから触らせるしかないのが嫌で海外逃亡したんじゃないの？」と返された。
A「違うけど...」
悟「じゃあ、何で11年も帰ってこなかったんだよ！別れもなし、連絡もなし！帰ってくるのも報告しないし！」
五条の腕を馬鹿力で緩め、グルリと向き合うように回転する。
A「任務。海外派遣で。別れを言わなかったのは理子達の海外移住の手助けの任務も兼任してた手前言わなかった。連絡しなかったのは五条には嫁がいるから。婚約者がいたときから婚約者以外の相手への過剰なスキンシップがあったから揉めたくなかったのもある」
そう言えばキョトンとした顔で見られた。
悟「え、天内達失踪で一時期騒ぎになってたけどお前だったの？というか、嫁なんていないけど」
A「お得意のいるけどいない発言？」
悟「いや、マジのやつ」
A「マジで？」
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るぅちゃみ(プロフ) - 更新楽しみにしています(◍•ᴗ•◍) (2月26日 18時) (
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作者名：伊織 凛 | 作成日時：2024年2月25日 23時
