電話 ページ23
建人side
敵が誰も追ってこない？
Aが開戦すぐ殆どの術師を引き連れて行き私や他の面々にも多少なりとも追手が来ていた。
なのに途中で追うのをやめたのは何故？
ここは誰かと合流が一番。
携帯で電話をかけようにも...
建人「ﾁｯ...Aも禪院も...連絡先...」
交換する事を試合前に話していたのにAガチ勢共に邪魔されてできなかったと舌打ちが出た。
灰原に電話をかけるも出る気配がない。
嫌な予感はするのにどこに誰がいるか分からない。
完全な詰み。
兎に角呪霊を払いながら走る。
ﾄﾞｽｯ
建人「貴方という人は、普通に声をかけることができないんですか？」ｲﾗｯ
背中を蹴られ後ろを振り向けば禪院。
直哉「いや、建人君も雄君も雑魚やからやられてないかなーと思って見に来てあげたんやで？それくらいかんにんやわw」
はぁ、とため息を付けば「携帯貸して」と言われ素直に貸す。
直哉「Aちゃんのも登録しといたからプライベートでかけるのは無しやで？そんなことしたら殺す」
手際よく禪院とAの連絡先を登録して返された。
直哉「ええか？建人君も雄君も...自分が雑魚なん忘れんといてな？絶対に電話せえよ？」
建人「分かっていますよ」ﾊｧ
それだけ言えば禪院はどこかへ走っていった。
禪院のことは五条先輩からドクズだと聞いていたし、実際噂も男尊女卑、典型的禪院のドクズと言うものでした。
でも所詮噂も人伝えも当てにならない。
灰原が死にかけた日、そして私が伏黒先生と数日宿に止まってから帰ってきた日。
禪院は明らかに取り乱していた。
そして、その日から過保護とも言えるほど変わった。
朱に交われば赤くなる。
その言葉の通りでしょう。
優劣でしか判断できない禪院という場所で祀り上げられて育った時期当主が何を思ったのか突然子供二人連れて家出して高専に来た。
人生で初めて同級生という対等な間柄ができた。
彼に人の心というものが残っていたのなら当然愛着や我々に他とは違う感情を抱くのも頷ける。
ようはアレだけ罵倒しているように見えて彼なりの心配と好意。
俗にいうツンデレというやつですね。
A「七海！」
そうすれば離れたところから私を呼ぶ声。
建人「A！よくここが分かりましたね！」
やっと合流できたと安堵するも...
A「あぁ、あの人が送ってくれた七海のGPS頼りに...」
は？
GPS？
私のどこにそんな...てか、
建人「あの人、友達いた事ありますか？」
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お松 - クォーターオモロｗｗいやーまじでこれ好き♡更新頑張ってください！ (11月25日 17時) (
レス) @page20 id: f0ee455632 (このIDを非表示/違反報告)
☆(プロフ) - ドンピシャハマりました🙇♀マジでめっちゃ好きです！！他の作品も見せてもらっていますがどれも最高です✨後、七海のワタシ、クォーターのところめっちゃ好きですww吹いちゃいましたww本当に最高です✨更新頑張ってください❗ (8月7日 9時) (レス) @page21 id: 90fd568f40 (このIDを非表示/違反報告)
わんだほーい！ - すごく好きです！更新がんばってください！！ (8月6日 4時) (レス) @page17 id: 387c9e438b (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - シリアスにゴリラは強過ぎて笑いました！ (8月5日 17時) (レス) @page18 id: e3fdbdb203 (このIDを非表示/違反報告)
一般星人 - イケメンが増える増える…頑張ってください！ (8月5日 14時) (レス) id: 68366e79b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊織 凛 | 作成日時：2023年8月2日 4時
