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極秘 ページ9

悟side

◆ ◆ ◆

来週の週刊誌楽しみにしてて♡
なにしttたんだおま、え
Aのじーちゃん買うのももったいねぇな
Aのじーちゃん悟買ってこい
Aのじーちゃんんで、A連れて顔出しに来い
この間帰ったばっかじゃんww
おっけー

◆ ◆ ◆

極秘ライン(Aのグッズ情報や出走予定のレース日情報、その他イベント、プライベート写真etc...を交換する父、祖父、彼氏のライングループ)で今日あったウフフな展開を匂わせて情報流しといた〜♡

楽しみだな〜、当日♡

ルンルンで高専に戻ればもう辺りは暗くなってた。
寮とか職員室とか色々見て回ったけどAがいない。

多分、厩舎(きゅうしゃ)かな。

明かりのついた厩舎(きゅうしゃ)を覗き込めば一頭一頭に手作業でブラッシングするA。
馬は気持ちよさそうにAに頭を擦り付けていた。

音を消してその姿を写真に収める。
すごく可愛いのに、かっこいいんだよね、僕の彼女...

◆ ◆ ◆

僕の彼女かっこよすぎない?

(馬をブラッシングするAの写真)

おれのmすめだ、
Aのじーちゃん俺の孫だ


◆ ◆ ◆

携帯を閉じて何個かあるうちの一つのブラシを手に取り僕も隣の馬のブラッシングを始めた。

僕も、術師を隠居できる日が来たら...Aとのんびり馬の世話しながら何気ない日々の幸せを噛み締めて生きたいな...

そんな事を考えていれば隣から驚いたような声がした。

A「あ、悟さん!おかえりなさい!お疲れでしょうし、私がやりますよ?私の仕事ですし!」

そう僕の心配をしてくれるAを前にブラッシングの手を止めて抱きしめた。

ギューッ

悟「僕Aの充電ないと動けなくなるから超コスパ悪いよ〜?常にAの側いないと切れちゃうし。だから僕が好きでやってるんだよ」

チュッ

キスしたら照れ臭そうにしてるのもまた可愛いんだよねぇ。

悟「い"っっった!!こーら!今甘噛みじゃなくて本気で噛んだでしょ!?」

腕を噛まれた感覚がして振り返れば「お前が悪い!」って言いたげに不機嫌なお馬さん。
馬なのに人間に嫉妬かよっ!!
僕も馬に嫉妬するけどな!?

いがみ合っていればAにドウドウ言われたから満足。いいや、許してあげるよ←

負担→←辛辣



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作者名:伊織 凛 | 作成日時:2023年6月18日 15時

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