五条先生のマッチングアプリで知り合った彼女

辛辣 ページ8

悟side

A好き好き〜！ってデレデレしてたら野薔薇と恵に「うわぁ...」って顔で見られたけど悠仁だけは「仲いいねAと先生！」って微笑ましそうに見てた。
あとで悠仁には何か買ってあげよ...

悟「A、ちょっと出かけてくるからお留守番してて〜」

野薔薇「アンタじゃないんだからAは先生いなくても大丈夫だっつーの」

恵「そうだろうな」

うわ、生徒たちが辛辣で僕心折れそうなんだけど...

A「はい！怪我には気をつけてくださいね！」

マジなんなん。
うちの彼女なんなん？
可愛いかよ。
いや、可愛いわ。←

ﾁｭｯ

悟「んじゃ、行ってきま〜す」

野薔薇・恵「「うわぁ...」」

マジで二人覚えとけ←

そんな感じで高専出てきた訳だけど。

悟「困るんだよね、Aのありもしない変な記事書かれるのさ？僕、しつこいから...記事が出なかったからって許さないよ？」

「っ、アンタはっ！」

競馬業界のお偉いさんとやらにAのお祖父さんと父親使って週刊誌の会社にアポ取ってもらったんだよね。
すごいよね〜、呪術界の爺さん達って頭ガッチガチで絶対に動かないのに、競馬界のお偉いさん方はちゃんと業界全体の利益考えられる訳だ。
ま、ブームの裏では利益の絶対擁護っていう汚い部分が見えたとも言えなくもないけど、どうでもいいや。

悟「前回受付で言われたんだけどなぁ。会いたきゃアポ取れって。取ったのに逃げるなんて、ね？」

職権乱用？
知らなーい。
家の人間使って逃げた記者探させたなんてそんな事絶対ないよ？

「俺は、情報提供があったから書いただけで、聞いた以上の事は書いてない！！本当だ！！あ、そうだ、聞きたいなはテープもある！！」

へぇ、

悟「じゃあ、どこからAが例の俳優くんとホテル入る写真とか用意したの？嘘つかなくていいって、こっちはこっちでぜ〜んぶ調べてるからさ？」

出るはずだった記事の内容は熱愛報道。
噂の若手俳優とご飯食べてる写真が1枚。
これは本物。
腕組んで歩く写真とホテルに入っていく写真は合成。
記事の内容としては終始ラブラブで人目も気にせずベタベタしてるみたいな事が書かれてた。

けど、周辺の防犯カメラとか確認したけど一切そんなもの出てこなかった。

悟「タダで済むと思うなよ？」

極秘→←収入

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