収入 ページ7
悟side
A「はいはい、ご飯食べた?うんうん、食べたか。よしよし」
僕はとっても不機嫌です。
だけどね、僕これでも大人だから。
お馬さんに嫉妬むき出しにしてAから嫌われたくないしね?
悠仁「A〜!!青草刈って来た〜!」
ボーッと眺めてれば悠仁、野薔薇、恵が大量の草抱えて来たから、立派なご飯育ったな〜と呑気なことを考えてた。
そう、高専入学者に新たなアルバイトができたんだよね!
毎日馬たちが食べる草に水やったりして育てるだけで1ヶ月2万円ですって!!水やるだけよ!?
甘やかし過ぎただよ〜ってAに言ったら「学生はお金欲しくても中々稼げませんから」と優しいこと言ってた。
マジで好き。
でもA聞いて。うちの高専みんな給料もらってるから呪術師として働いてるし。
悠仁「ねぇねぇ、五条先生!馬のご飯、五条先生が用意してあげたりできないの?A馬のお世話もしてるし土日は騎手として働いてるし、大変そうでさ...」
草を運び終えた悠仁はこっちに来たと思えばそう言った。
もちろん野薔薇も恵もついてきた。
恵「虎杖、多分Aさん節約してるだけで俺らの何十倍も稼いでるぞ」
悠仁「マジで!?!?」
あ、そっか。
僕あんまりお金とか執着しないし全然考えた事なかったけどAって多分僕と同じくらいかもっともらってるよね?
1,2千万くらいかな?
野薔薇「A、いくらもらってるのよアンタ!?」
野薔薇が後ろを振り返って馬と戯れてたAを呼んだ。
A「えっと、勝ち負けも関係したりするから難しいけど、今年はダービーも買ったし...他にも色々勝ったのとグッズが出てるのの売り上げで多分...1億いかないくらいかな?」
え、マジで?
それ聞いて3人が固まった。
A「でも、馬のための厩舎(きゅうしゃ)の設備整えたり、獣医さんも定期的に呼んだり、青草だけじゃ栄養偏るから他にも色々用意しなきゃいけなくてカツカツなんですよね」アハハ
乾いた声で笑うA。
A「本当は、芸能事務所と契約したりすればもっと稼げるらしいですし、実際沢山声かけていただいてますが、私は悟さんと一緒がいいのでお断りしてます」ニコッ
もうやだ!!
ギュッ
悟「A〜!!可愛すぎてマジ好き〜!なんなのこの可愛い子っ!!でも体は壊さないでねっ!必要なら家の使用人使っていいからっ!」
恵・野薔薇・悠仁「「「いや、いいのかよそれ」」」
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作者名:伊織 凛 | 作成日時:2023年6月18日 15時