五条先生のマッチングアプリで知り合った彼女 (ページ24)

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大喧嘩ページ24

悟side

そこからは大喧嘩。
お互い気を使いすぎていたせいか、募りに募ったものが爆発したように弾けた。

悟「第一、いつまで敬語使ってんだよ！！俺はもう手放す気ねぇのに何！？飽きたら他人にしたいわけ！？？」

A「悟さんはいつも子供扱いするじゃないですか！！だから余計気にしてしまうんですよ！！」

悟「へー！飽きたら他人には否定しないんだー！ふーん！！」

A「思ってません！！子供みたいな事言わないでくださいよ！！」

悟「そうだよ僕の方がAより100億倍子供なの分かる？？愛も激重、言動子供。年がら年中中高生な訳！！大人のよゆーみせたいもんなんだよ男は！！！てか俺は！！」

A「大人の余裕見せようとしてぶっ倒れられたらたまったもんじゃないですよ！！」

結局ここから3時間は喧嘩した。うん。

悟「あー、すき。もうAのせいで仕事行きたくない。休む。ぎゅーしてちゅーして【ﾋﾟｰｯ】して毎日純度2000%くらいのAで過ごす。馬と一緒でいいから養ってよA」

ｷﾞｭｯ

結局僕のAと出会ったときからの大人の余裕はベリベリと剥がされ残ったのはクソガキ時代の名残と下ネタ平気で言う若気の至り(もう通用しない年齢だけど)しか残らなかった。

A「え、えと...え、と」

悟「あー、素でいろって言ったのAなのに引いてんの？それとも照れてんの？へぇー」

「そんな反応するならイジワルしちゃうよ？」と服の中に手を入れてお腹を撫でれば「ﾋｴｯ」て顔真っ赤にしてる。
は？可愛いかよ何この生き物。

悟「はぁ〜、現地で見たかったなぁ、Aが勝つところ...」

Aの肩にグリグリと頭を押し付ければAが思い出したように口を開いた。

A「おじいちゃんが知り合いのカメラマンさん呼んでビデオ撮ってもらったらしくて、DVDにするって確か...」

悟「それいくら？僕の1年でも10年でも100年分の給料でも払うよ？あ、でもサインしてくれないとやだ。それ葵の目の前でチラつかせてマウント取るから」

A「こら！そういう事のために使わないでください！」

悟「次敬語使ったら使うたびに服に隠れるところにキスマ付けるから」

ﾊﾟｼｬｯ

「ｴｯ」って目を点にしてるAの写真撮って二度寝しようと思ってAを布団の中に引きずり込んだ。

あ、そういや明日じゃん、例の週刊誌発売。

そんな事を考えながらグッスリ寝た。