友人 ページ7
悟side
傑「あ、硝子からメールだ」
そう言って傑が俺に硝子からのメールを見せた。
ーーーーー
可愛すぎる愛犬が上で寝てるので
私も二度寝を決め込む。
夜蛾センを頼む
〈Aが寝てる画像〉
ーーーーー
傑「Aの髪の毛ふわふわそうだね。寝方も犬みたいで、確かに愛犬だねww」
「疲れすぎて部屋でも間違えたのかな？」なんて言う傑に放心状態だった。
傑「悟？」
しばらく反応のない俺の顔を傑がのぞき込んできた。
悟「俺の前でアイツのこと犬みたいとか言うな」
ドスを効かせる気は無かったが自然と効いてしまったようだ。
傑が驚いた顔をしていた。
なんで、今なんだ？
俺がいつまでも相棒のこと引きずってるから罰なのか？
俺の前でもう、相棒みたいな一面を見せるのも、アイツを犬に例えるのもやめろ...やめてくれ...
傑「辛そうだけど、何があったんだい？そんなにAが悟の何かに引っかかるのかい？」
辛そう？
俺が辛そうな顔してたのか？
悟「お前の方がよっぽど辛気臭い顔してんぞ...」
傑「それはそうだろう。友人が辛そうな顔をしていれば自然と私も辛くなる」
"友人"？
悟「俺が？友人？」
傑「嫌かい？」
真っ直ぐな想いで友人なんて、初めて言われた。
俺は、結構チョロいのかもしれない。
その一言で、誰にも言えなかった...俺の大切な相棒の話をした。
傑「悟、私は一般家庭出身だから、正直言葉が出てこないよ。呪術師の業界がドロドロしたものだというのは聞いてはいたけど...」
それは俺の幼少期に対してだろう。
別にいらない。同情の言葉は。
俺にはずっと相棒がいた。
それだけで辛くはなかった。
「でも、よく考えてみて？」そう傑は言った。
傑「犬神って、授業でもやったくらいの特級呪霊。両面宿儺の忠犬で有名だし、一部術師の見解では右腕だったんじゃないかなんて言われてるんだ。悟が帰るまでの数時間で祓うなんて、あまりにもできすぎていないか？」
確かに...そうだ...
傑「それにだ。倒されていたなら記録が残るはずだ。任務は報告書の提出があるから確実に残っているけど、それ以外で祓われた呪霊は記録に残っていない場合が多い。でも、特級呪霊の記録を残さない訳ないだろう？間違いなく犬神ともなれば事細かに書き記してるはずだよ。あってはならない事だけど、両面宿儺が復活を遂げたとき、何らかの因果関係で犬神も復活する可能性だってゼロじゃないんだから」
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巴 - ごめんなさい、送信時に変な所触って？が付いてしまいました。 (2023年4月16日 21時) (
レス) @page37 id: b4602eea55 (このIDを非表示/違反報告)
巴 - 夢主ちゃんの犬っぽい気持ちや仕草は伊織さま？のお兄さん犬の愛の現れですね。私も愛犬がいましたが遠方に嫁ぎ看取れなかったのでお気持ちお察しします。でもね、重い愛でいいじゃない。人生全身全霊ブッ込んで愛する事って幸せよ？ (2023年4月16日 21時) (レス) @page37 id: b4602eea55 (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - 長々と長文失礼しました (2023年4月6日 7時) (レス) id: d7d4626c6d (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - 初めまして伊織凛様、僕はここ最近バッドエンドばかりを見ていたためこういうほっこり系は非常に和んで見ていて癒されます〜この作品は是非ともこのまま平和でいって欲しいものです(あくまで僕個人の意見です)これからも物語を見させていただきます。応援してます！ (2023年4月6日 7時) (レス) @page26 id: d7d4626c6d (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - か、かわいいぃぃ(*´`)♡ 癒しです…人間の姿で主にイチャイチャして欲しい(( デレデレになる五条さん(なるかな？)楽しみにしてます笑笑 更新頑張って下さい！ (2023年3月28日 0時) (レス) @page19 id: 782ae98ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊織 凛 | 作成日時：2023年3月12日 23時
