【文スト】ケンカップルとは私達【男主】番外編

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少し飛びます。。。



どうやらこれが女子高生の日常らしい


ナオミ「やっぱり世の中の男性の中では兄様が一番ですわ」

友達1「私はやっぱりモデルの◯◯様ですわ」
今喋っているのは谷崎の妹の学友らしい

どうやら恋バナというものに出くわしてしまったようだ、早く学校につけと祈るばかりで少しも話しを聞いていないA


友達1「Aさんはどのような殿方が好みですの？」

A「いや、俺…私はそういうの良く分からなくて…あはは」

俺、ピンチ。困ってる、助けてナオミちゃん！

ナオミ「あ、ナオミも知りたいですわ、それ」

助けてくれないの！？


友達1「わかんないって…でも首のそれキスマーク…？ですわよね？」


はっ…！？くそ太宰のやつ…この時ばかりは察しがいいAであった

A「い、いやぁ、これは…その…」

友達1「隠さなくてもよくてよ、Aさん。それだけあいされてるって証拠だもの」

A「愛され…」(絶句)

友達1「うふふ、キスマークとはそういうものですわ。やだ私ったら。いいですわねぇ、お相手がいて…私も胸が飛び出るような甘い恋がしたいですわ」

これ…なんの意味があるのかよく知らなかったがそういう意味なのか…独占欲か…

ぼーっと考えているとナオミと目があい
何かを察するように笑いかけられる

というかどういう男が好きって。
俺、男なんだけど…


✱


学校に着くと用があると言って保健室に向かうふりをして国語科準備室へと走った。

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