【文スト】ケンカップルとは私達【男主】番外編

リバースする？ ページ32

前回の風邪引き編ですが、リバースつか逆書いた方がよいですか？
太宰の看病てきな

リクあれば書きますね

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去年のクリスマスの話

A「ハロウィン終わったし次はクリスマスか。忙しいな世の中」


国木田「そんなことより仕事をしろ、忙しいのは書類整理だ」


与謝野「去年は悪いねぇ、買い物付き合わせちまって」

A「いいすよ、俺も暇だったし」

ナオミ「ナオミは今年も兄様と２人おうちでパーティですわ！」


谷崎「…今年はなにをあげようか」ボソッ


太宰「私は今年もAと過ごす予定なのだけど」

A「去年はお前じゃなくて中也と飲んでダーツしてビリヤードして…」


太宰「え？」

A「や、お前と居たわ、1日中」

太宰「重要なのは過去じゃなくて未来の事象だからね」

A「…。」

賢治「皆さんなんの話ですか？？」

A「クリスマスの予定。俺は脅迫されてるけど」

与謝野「いいじゃないかい、A。たまには太宰に甘やかしてもらいな」

A「うん、ちょっと何言ってんのかわかんないすね」

太宰「いいじゃない、A。たまにはそういう日があっても」

とAに後ろから抱きつく太宰

A「やめろ」

太宰「へー？私だってA以外にもストックいるからべつに君じゃなくてもいいのだけど」

A「それはそういう意味の…？やつか？」

太宰「なに、だめなの？」

与謝野「太宰、もうやめてやりな」

A「…好きにしろ」

太宰の手を肩から下ろしすたすたとソファへと歩きいじけた様にひざを抱えてすわる

太宰「Aー、拗ねたのかい？」

A「拗ねてねぇよ、そんな女々しいわけねぇだろ」

太宰がAの前にまわりこみ、どさっとAの隣に腰掛ける

そのままAの頭を自分の方へ寄せる


太宰「私は拗ねたよ」

A「…んでだよ…」

太宰「君が私の嫌いな奴のところにいくから」

A「知ってる」

太宰「嫉妬してるのだけど」

困り果てAは与謝野先生に目線を送る
与謝野はウィンクをしたがAは意味がわからなかった


A「…ぅせぇな」

とだるそうに太宰の腕から抜け出し太宰の顔に手を添え斜めからキスする

ナオミ「きゃーー！！兄様！ご覧になりました！？」

与謝野「やるじゃないかい、A」

国木田「ごほんっ」と国木田が咳払いをする
と各々仕事に目を戻す

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