6話 ページ7
A side
翌日。
朝ご飯を食べて、そろそろ練習しようかなぁ、なんてのんびりしていれば、不意に肩をトントン、と叩かれる。
妹かな、なんて呑気に振り向けば。
「やぁ。今暇ー?」
サングラスに私服のおしゃれ五条先生だった。
『...今から練習するので無理です』
サングラス越しに目が合い、私は何も見なかった様に視線を戻す。
まぁ会話している時点で見なかった事にはならないのだが。
「そんな君には高専での防音室設置と私物化を許可しよーう!」
『あー暇だなー...あ、五条先生じゃないですかーどうしたんですかー』
「...ま、いっか!」
五条先生の提案に華麗な掌返しを見せた私は、あまりの棒読みにツッコミを失った先生を見て、少しの優越感を覚える。
「今日は、一旦高専に行ってもらうよ」
すると五条先生はすぐさま切り替え、そう話し出す。
『挨拶か何かで?』
「うん。学長にね。あとは移動中に僕らについての講義をする予定。あとは寮も見せるから移動しておきたい荷物とかは持っていってね」
『分かりました。準備するので待っててください』
今度こそ真面目に聞いていた私は、この人どうやってここに、なんて分かりきった答えのある疑問に無駄に脳を使いながら部屋着から私服へと着替えた。
『お待たせしました』
「おー似合ってんじゃん」
『そーですか』
「うんうん!それじゃAが来たことだし、レッツゴー!」
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イオ(プロフ) - トキさん» 私が元ネタ作品の大ファンなので、知ってる人と出会えて嬉しいです...!ちなみに呪力菓子は魔石と似たような感じですねwちょこちょこ入れていこうと思ってるので見つけてはニヤニヤしててくださいねw (2022年1月10日 0時) (レス) id: d37811f059 (このIDを非表示/違反報告)
トキ(プロフ) - イオさん» ちょうどハマってたので、、、圧縮も保護者同じことしてて草って思ってました (2022年1月10日 0時) (レス) id: 44c169a7de (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - トキさん» トキさんコメントありがとうございます!もしや呪力を吸収する云々のシーンですね?元ネタよく分かりましたねw (2022年1月5日 22時) (レス) @page38 id: d37811f059 (このIDを非表示/違反報告)
トキ(プロフ) - 読んでたんだけどまって、まって、冬の訪れを早めんのはヤバいってぇ (2022年1月2日 22時) (レス) @page38 id: 44c169a7de (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - プスメラウィッチさん» プスメラウィッチさんコメントありがとうございます!オチですが、まだ私の中でも決まっていなかったので、五条先生オチにしますね!ありがとうございます! (2021年11月26日 6時) (レス) id: d37811f059 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イオ | 作成日時:2021年10月23日 17時