12話 ページ13
A side
『あ、どうも。夜桜Aです。今年で高3なので一応年上なんですけど、気にしないでください』
教室に着けば程よいテンポ感で会話をする3人がおり、私はそんな彼らに挨拶をした。
そこからは怒涛の会話だった。
薫「女の子か〜嬉しいな。僕は五条薫。よろしくねAちゃん」
おっとりとした感じの薫くん。
髪の毛はやはり五条家といったところなのか白髪で、六眼ほどではないが綺麗なヒヤシンスの瞳だ。
龍「薫、自己紹介それで良いのか...?あー...伏黒龍也。現当主の恵サンって知ってるか?」
すると薫くんの横に座っていた、龍也くんがそう聞いてくる。
『伏黒恵さん、ですよね?知っ...てますよ』
正直その名前には聞き覚えしかないし、何なら禪院家の位置が伏黒家に変わっていることに何かあったのだと察する。
にしてもほぼ反射で知っていると言ってしまったが大丈夫だろうか...
龍「!よし夜桜、仲良くしような」
そう答えた私に龍也くんは嬉しそうに笑うと手を差し出し、握手を要求してきた。
恭「オイオイ俺をほったらかすなよ!」
すると横からそんな声が聞こえ、握手しなくて済んだ、とその声の主を見る。
薫「あれ、恭太いたんだ」
恭「最初から居たぞ!?」
『えと?加茂さんですか?』
他2人からの余りの言われように、私がフォローしようと残り一つの御三家の名字で呼ぶ。
恭「!?お、おう。俺は加茂恭太。どうしてもっていうなら仲良くしてやってもいいけど」
首を傾げてそう聞けば、驚いた様子の恭太くん。
薫「でたよツンデレ。面倒臭いしやめたら?」
龍「それはそう。恵サンも面倒臭いって言うぞ」
恭「恵サンは関係ねぇだろ!?それに俺はツンデレじゃねぇし!」
『仲良いですね』
仲良くねぇよ!?と叫ぶ恭太くんはツンデレの中に真面目さが見えて、バランスの良い3人組だな、なんて呑気に考えていた。
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龍也くんは禪院の血を引いているので黒髪です。
ちなみに恭太くんは加茂家への反抗心から金髪です。
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イオ(プロフ) - トキさん» 私が元ネタ作品の大ファンなので、知ってる人と出会えて嬉しいです...!ちなみに呪力菓子は魔石と似たような感じですねwちょこちょこ入れていこうと思ってるので見つけてはニヤニヤしててくださいねw (2022年1月10日 0時) (レス) id: d37811f059 (このIDを非表示/違反報告)
トキ(プロフ) - イオさん» ちょうどハマってたので、、、圧縮も保護者同じことしてて草って思ってました (2022年1月10日 0時) (レス) id: 44c169a7de (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - トキさん» トキさんコメントありがとうございます!もしや呪力を吸収する云々のシーンですね?元ネタよく分かりましたねw (2022年1月5日 22時) (レス) @page38 id: d37811f059 (このIDを非表示/違反報告)
トキ(プロフ) - 読んでたんだけどまって、まって、冬の訪れを早めんのはヤバいってぇ (2022年1月2日 22時) (レス) @page38 id: 44c169a7de (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - プスメラウィッチさん» プスメラウィッチさんコメントありがとうございます!オチですが、まだ私の中でも決まっていなかったので、五条先生オチにしますね!ありがとうございます! (2021年11月26日 6時) (レス) id: d37811f059 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イオ | 作成日時:2021年10月23日 17時