32話 ページ33
sn side
Aへの恋心を認識してから早数週間。
彼女の軍医になるための勉強も進んでいるのか、俺が試しに渡した問題集の正答率はほぼ100%だった。
机に残る数枚に書類をやろうにもやる気が湧かず、コツ、コツ、と規則正しいリズムで机にペンを当て続ける。
すると突然、ガラガラッ！と扉が開き、ズンズンとグルッペンを担いだトントンが医務室に入ってくる。
sn「え？え？何があったん？？」
謎の展開に訳もわからず首を傾げていれば、
tn「グルさん毒入りのお菓子食わされてん。本人平気そうやけど、ぺ神、そういうの厳しいから怒られとうないし、無理矢理連れて来たで」
と言いながら丁寧な手つきでグルッペンをベッドに降ろすトントン。
いや、そんな丁寧に扱うんやったら運び方もどうにかせいw
sn「それはあかんなぁ？グルッペン？」
そんな風に考えながらも、ペンをことり、と机に起き、動き出そうとするグルッペンに近づく。
gr「だ、大丈夫やって...！耐性つけてある毒やったんやって...！」
すると必死にそう言い訳をするグルッペン。
sn「...ん？耐性つけてある毒？そんなの知らんねんけど...？おぉっとこれは...トントンサン？」
グルッペンの弁明に聞き覚えのないものがあり、トントンに話を振れば、トントンは一気に青筋を立て、パコーン！と医務室備え付けのスリッパで頭を引っ叩いた。
わぎゃー！と叫ぶグルッペンをトントンに任せ、俺は部屋の本棚から毒についてまとめてあるものを持ってくる。
sn「えぇっと...？調べによれば、この毒やんな...？って耐性取るんに1番時間かかるやつやんけ...」
本棚から出してそのまま読みながら、トントンの持ってきた資料と見比べ、毒を発見する。
それをトントンに見せれば、トントンはさらに怒りを露わにしたが、グルッペンが慌てて告げた、明日休暇の4文字で怒りを収め、帰っていった。
sn「グルッペン。トントンクンの徹夜記録は？」
gr「え？あ、あぁ...現在更新中、やったと...」
sn「ふーん...オシオキが必要みたいやね」
gr「ヒェ...」
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イオ(プロフ) - はーなーさん» はーなーさんコメントありがとうございます！すみません。こちらの不手際ですね...すぐにフォロリク通しますね！ (2021年5月26日 18時) (
レス) id: d37811f059 (このIDを非表示/違反報告)
はーなー - 2コメ！初コメ失礼します。あのぉ…Twitterの鍵垢の方、フォローさせて頂きたいのですが… (2021年5月26日 17時) (レス) id: cc35c4fdc3 (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - 雨音さん» 雨音さんコメントありがとうございます！更新頑張りますね！ (2021年5月18日 13時) (レス) id: d37811f059 (このIDを非表示/違反報告)
雨音 - よっしゃ！！1コメ！！新作楽しみにしてました！これからも応援してます！頑張ってください！ (2021年5月15日 19時) (レス) id: 13ab585311 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イオ x他1人 | 作成日時：2021年3月15日 17時
