13話 ページ14
A side
「おっけー！任せといて！」
『宜しくお願いします、くられ先生』
目をキラキラとさせ、自信満々にそう言うのは白衣に怪しい狐のお面をつけたくられ先生。
私は義足完成までの間、車椅子での移動で、つい昨日、ぺ神からの移動許可をゲットすることに成功したため、今こうやってくられ先生のラボにいるのだ。
くられ先生は義足の開発を何度かしたことがあるらしく、しかもそれも好評で、私も安心して任せられるなぁ、と思っている。
私のお礼に、いやいやこちらこそ！滅多にできない仕事だからね！と怪我をしたこちら側にとっては、なかなか刺さる言葉を放ったくられ先生。
そんなくられ先生のマシンガントークが始まったところで、ここにくるまでに、あったことを思い出そうと思う。
実はここにくるまでに、ぺ神と一悶着あったのだ。
それは私が医務室で、ぺ神に移動許可を申請した時のことだ。
sn「いや、俺が行くから、Aはここにおって。まだ痛いやろ？」
そう言いながら、ベッドから降りようとする私を止めるように手を伸ばしてくる。
ぺ神の言い分は、義足の作成はくられ先生をこっちに呼べば良くて、呼びに行くのはぺ神がする、ということらしい。
あとはまだ痛いでしょ、とのこと。
『いや、大丈夫だけど。車椅子乗っていくし』
手間掛かるしいいよ、と拒み、私はベッドの横に置いてある車椅子に乗ろうとする。
sn「いやいや、Aが良くても俺があかんねん...！」
そう言いながらも車椅子に乗ろうとする私を、慌てて補助をしてくれるぺ神。
『何があかんねん。はっきり言うてや』
私は何やら言いにくそうなぺ神に少しイラっとし、そう聞く。
あ、思わず訛りが...
sn「はっ！久し振りにAの訛り聞いた...！」
ぺ神は案の定、私の訛りに反応し、テンションが上がっているのか、私の質問に全く答えてくれなかった。
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イオ(プロフ) - はーなーさん» はーなーさんコメントありがとうございます！すみません。こちらの不手際ですね...すぐにフォロリク通しますね！ (2021年5月26日 18時) (
レス) id: d37811f059 (このIDを非表示/違反報告)
はーなー - 2コメ！初コメ失礼します。あのぉ…Twitterの鍵垢の方、フォローさせて頂きたいのですが… (2021年5月26日 17時) (レス) id: cc35c4fdc3 (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - 雨音さん» 雨音さんコメントありがとうございます！更新頑張りますね！ (2021年5月18日 13時) (レス) id: d37811f059 (このIDを非表示/違反報告)
雨音 - よっしゃ！！1コメ！！新作楽しみにしてました！これからも応援してます！頑張ってください！ (2021年5月15日 19時) (レス) id: 13ab585311 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イオ x他1人 | 作成日時：2021年3月15日 17時
