【os】外交官の一目惚れ 3【君に恋する】

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ht side


ただいま説教中です。



目の前にはシュンと項垂れ、正座をするマンちゃん。



俺の横にはニコニコと笑いながらも全く怒りが隠しきれていないA。



それは、これはもう俺が怒るまでもないのでは、と思うほどの怒気だった。



ht「で？朝のあれは何？なんでAがいたのさ」



Aの怒気ですっかり俺の怒りはなくなったのだが、Aはそういうわけにはいかないらしく。



『私からも同じことを聞きたいな？まぁさか無断でヘリ飛ばして、無断で私連れてった訳じゃないもんねぇ？』



腰に手を当ててそう言うAは、仕草こそプンプン！と怒る女子そのものなのだが、圧が軍人のそれで、見ているこちらまでが萎縮してしまう。



というか朝のアレは特にお咎めなしなんだw



os「ごめんなさぁい...無断でやりましたぁ...」



Aの言葉に、マンちゃんは反省してるのかしてないのか、上目遣いでAに向かってそう言った。



俺から見たら、マンちゃんは自分の容姿を利用してAに許されるように行動しているようにしか見えないのだが。



『うっ...と、とにかく運営国に謝罪してね？』



男の俺から見てもあざとい仕草に、Aは怒るに怒れなくなったらしく、挙句には優しくそう言い、すっかり許してしまった。



俺はそのままイチャイチャし始めた仲良しカップルを放置し、外道丸の待つ、飼育小屋へと向かった。



待ってろ外道丸！俺の恋人はお前だけだー！

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