【リクエスト】プロポーズ ページ31
ut side
トントンから禁煙を言い渡され、口寂しくなった俺はマンちゃんからお菓子を、エミさんからオススメの紅茶をもらい、1人寂しくお茶会をしていた。
勿論どちらとも申し分ない美味しさで、俺は紅茶の香りを堪能しつつ、のんびりと過ごしていた...時だった。
『大先生！』
走ってきた勢いそのまま俺の座るティーテーブルをバンッと叩き、そう言うAちゃん。
何処からか走ってきたのか、軽く息が切れている。
ut「何や。Aちゃんどうしたん？」
いつもならビクッと驚く俺だが、珍しく仕事を終わらせていた俺は余裕が生まれ、Aちゃんが走ってくるのを察知していた。
その為、落ち着いて対応することが出来たのだ。
『なんか最近マンちゃんが私と会話してくれないの！』
俺がそう聞けば、Aちゃんは少し怒ったような、悲しんでいるような表情でそう言う。
ut「あ〜...(察し)」
その話の内容、もとい解決法に心当たりがある俺は、残念ながら己が役に立てることが少ないことを察する。
『どうしたらいいの！？』
そう言って両手をテーブルの上に置いたまましゃがみ込んだAちゃんは、どうやら寂しくて堪らないらしかった。
ut「まぁまぁ、ちょっと落ち着きぃや」
今にも泣き出しそうな彼女に、俺はそう言い、紅茶とお菓子を勧める。
彼女の彼氏同様、甘いものが好きなAちゃんのことだ、少しは気分が落ち着くだろう。
『...うん』
案の定、紅茶を一口飲んで落ち着いたのか、パクパクとお菓子を摘んでいる。
い、意外と食べとる...
ut「別に相手してくれへん訳やないんやろ？」
俺はそう考えながらも、事実確認のため、質問していく。
『そうだけど...』
俺がそう質問すれば、Aちゃんの返答はyes。
つまり彼女は相手はしてくれるけど、すぐに居なくなってしまう、それが寂しい、と言うことなのだ。
ut「ならええやん。なんかマンちゃんにも考えがあるんやないの？」
俺は今自分に出来ることを理解し、そう言った。
『そっか...わかった。マンちゃんが動くまで待ってる』
俺がそう伝えれば、Aちゃんはすっかり立ち直ったようで、そう言うと俺の淹れた紅茶をグイッと飲む。
ut「うん。そうしとき」
俺は紅茶を飲み切り、立ったAちゃんに軽く手を振り、見送る。
『ありがと大先生！』
俺がそう見送ったAちゃんは、元気よくそう言い、走って帰っていった。
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ReiHeta(プロフ) - イオさん» 大丈夫です。出来てますよ^^*これからもよろしくお願い致します (2021年3月19日 16時) (
レス) id: bd92c2b39c (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - ReiHetaさん» 申請ありがとうございます！友達申請のシステムをまだうまく理解していないので、出来ているか不安ですが、宜しくお願いします！！ (2021年3月19日 16時) (レス) id: d37811f059 (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - イオさん» こちらこそよろしくお願い致します。友達申請させていただきます。 (2021年3月19日 13時) (レス) id: bd92c2b39c (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - ReiHetaさん» 本当ですか！？嬉しいです！！これからもよろしくお願いしますね！！ (2021年3月19日 13時) (レス) id: d37811f059 (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - これから新作出るとの事なので、追いかけます (2021年3月19日 12時) (レス) id: bd92c2b39c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イオ x他1人 | 作成日時：2021年2月23日 9時
