氷龍×炎龍～それぞれの想い～ (ページ6)

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女「見てみて！皆カッコイイよね～♡」
これだから教室に行きたくないんだ...。
俺たちが揃って歩くと女の集団が当たり前のように出来る。
こういう時に天馬と太陽がいると楽なんだが...。
今、あの２人は空き教室で喧嘩をしている。
あの2人がいれば笑顔振りまいて女はなんでもゆーことを聞くようになる。
霧「(どーすっかなぁー。)」
倉間は...絶対ムリ
狩屋は...以下同文
信介は...女子に捕まってる。
剣城は...こっちもダメ。
となれば最終手段
剣「霧野さん？」
ダッシュするしかない！
ラッキーなことに教室はすくそこだ。
倉「おい！待てよ。急に走り出したら驚くだろーが！」
霧「これしか方法がねぇーんだよ！」
倉間と走ること３０秒。教室に到着。
霧「はぁ。疲れた。」
ガラッ。
扉を開けると注目を浴びる。
先「どこ行ってたんだ！遅刻だぞ！」
霧「チッ...。はいはいすいませんでした～。」
先「霧野だけじゃない！倉間もだ！」
倉「ウザッ...。」
俺たちは遠山をスルーして席に着く。
俺は窓際の１番後ろ、前が神童だが入院中だから、何故か倉間がいる。
ガラッ。
いきなり開いた扉。どうやら転校生の紹介をしていたらしい。
？「今日から２年A組の五十嵐由奈です。」
普通の女か...と思っていた俺は...いや周りの人すべてが驚いた。
由「女子も男子も必要以上話しかけないでください。それと...私の席はあのピンクの隣にしてください。」
はぁ！？俺の隣！？
先「あぁ...。分かった。じゃあ○○！五十嵐とチェンジしてくれ。」

由「こんにちは。゛霧野蘭丸゛くん。」
霧「！？」
なんでこいつ俺のこと知ってんだよ！？

授業開始から10分間あいつ(由奈)はずっーと話しかけてきた...。
由「最後の質問ね？きみ、氷龍の総長だよね？」
霧「なっ！なんで...。そのことを知っているのは関係者だけだ。なぜお前が知っている。」
由「えっ？噂で聞いた。霧野か氷龍の総長じゃないかって、噂になってる。」
バレたらあの人に殺される...。
誤魔化さないと。
霧「そんなわけねぇーじゃん。しかも俺中２だし。」
由「そっ！..嘘ついたら後で後悔するのに...。ほんとバカだよね...。」
あいつの最後の言葉が聞き取れなかった。