ぎゅっと、ふわっと。 (ページ15)

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「ねえ、けえくん？」

「ん？なあに、」

「ずっと、いてね？」

ベッドに寝転ぶりょうすけの熱い手を握って、おでこに冷えピタを貼ってあげた。
ひとりは嫌みたいで、俺の手を引いて前を歩くりょうすけは少しふらふらしてたけど、それはそれで可愛いなって。不謹慎だけどね。

幸いにも、俺の手はとんでもなく冷たかった。だから、りょうすけの手をぎゅっと握って、少しでも体温を下げようと必死。

「けえくん～しんどいよ～」

さっきまでアイスでテンション高かったのに、やっぱりしんどいことに変わりないらしい。
目が少し虚ろで、涙がでてきそうなぐらいうるうるで。頬を撫でるとあつかった。

「治るまでがんばろうな、」

「うん … あたま、撫でて …」

ふわふわの髪を撫でると、嬉しそうに微笑んだ。
可愛い、けど辛そう。

「けえくん、俺の言うことなんでも聞いてくれるんだよね…？」

「うん、聞いてあげるよ。」

「じゃあね、起きたら傍にいてほしい。あと、夜ご飯はハンバーグがいいな。サラダにとまとは入れちゃダメだよ？あとね、…
治ったら、沢山ちゅーしようね。」

俺に手を伸ばしてきて、唇をふに、っとつつかれる。
そんなの、当たり前じゃん。
傍にいるし、とまとは入れないし、キスだっていっぱいしてあげる。ほんとは今したいけど… 明日仕事だから、むりかなぁ、。

「ふふ、了解。
じゃあ、早く治そうね。」

「うんっ、… おやすみ、」

「おやすみ。」

りょうすけの唇をふにふにとつついて、手をぎゅっと握った。

早く俺の可愛いりょうすけが元気になりますように。
そう願って、頬に口付けた。

…… To be continued

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全然更新できてない！ほんとごめんなさい！

頑張ります！(＞＜)