白雪38 ページ45
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家光｢沢田家光、沢田A。参上した｣
？｢家光さん、九代目は中でお待ちです｣
家光｢あぁ、ありがとうな｣
そう、一際豪華な扉の前で言葉を交わすお父さん
その人は｢失礼します｣と一声中にかけると扉を開けてくれた
お父さんに倣ってお辞儀をしてから中へと足を進める、と
扉を開けてくれた男の人と目が合う
その瞬間、パチリとウインクを返された
その人は何事もなかったかのように部屋から退出していったが
私は真顔を保つのに必死である
な、なんてキザなんだ…
流石イタリア男
イケメンだから許されることだよなぁ、と思いつつ
先程の男の人の顔を歩きながら思い出す
髪は短い…ってほどでもなくほどほどの長さ
前髪の方がメッシュで白くなってる
後ろが茶髪だったからこっちが元の色かな？
で、お父さんより若そうな……
わか…そうな…
もしかしてさっきの若い頃のガナッシュさんじゃない！？
結論に至った所でお父さんが跪いたので
俯きながら同じように跪く
今の内に表情引き締めないと
ガナッシュさんのせいでゆるっゆるだから
家光｢沢田家光、沢田A。ただいま参りました｣
九代目｢よく来たね、待っていたよ。顔を上げておくれ｣
顔を上げると、豪華な赤い椅子に座った
ニコニコしながらこちらを見つめていた
その隣には強面の、綺麗な白銀の髪を持った男性が一人
左腕が義手な所を見ると若いコヨーテさんですねうへへ
九代目ファミリーってイケオジばっかだから本当に困る
っと、ちゃんと挨拶しないとね
私は体勢はそのままで満面の笑みを浮かべる
再会も別れも”笑顔”でないとね
｢久しぶり、おじいちゃん｣
コヨ｢……｣
おー、こっわ
コヨーテさんの目付きが鋭くなった
それにどうやら私だけでなくお父さんも睨まれてるらしい
動揺する気配が隣から伝わってくる
九代目｢久しぶりだね、Aちゃん。そう呼んでくれるとは思ってもいなかったよ｣
｢別にボンゴレに所属してるわけじゃないし、私のおじいちゃんなのは変わらないでしょ？｣
私がそう言うと、
また笑顔を浮かべてくれた
それを見て私も更に笑みを深める
九代目｢ふふっ、これはやられたね。お茶にしようか｣
その一言で、私たち親子とおじいちゃんはソファーへと移動する
そしてコヨーテさんがティーカップを目の前に置いてくれた
…右腕ってお茶くみまでするものなの？
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緋斗鳥(プロフ) - 評価ありがとうございます！何ていうか、皆好きねぇこういうの(特大ブーメラン) (2018年7月26日 16時) (
レス) id: 94089652f7 (このIDを非表示/違反報告)
緋斗鳥(プロフ) - ぼちぼち更新再開します〜〜。お待たせしてます、申し訳ねぇです (2018年7月20日 2時) (レス) id: 29dabd5e6c (このIDを非表示/違反報告)
緋斗鳥(プロフ) - 黒猫♪♪さん» ありがとうございます！長らく更新せずすみません。楽しんでいただけたら幸いです＾＾ (2018年7月20日 2時) (レス) id: 29dabd5e6c (このIDを非表示/違反報告)
黒猫♪♪(プロフ) - とっても面白いです！！続き楽しみにしてます！！ (2017年10月4日 7時) (レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
緋斗鳥(プロフ) - 時雨さん» お返事遅くなりました！コメントありがとうございます。大好きですかありがとうございます、俺も好きです← 更新ぼちぼちしていきますので気長にお待ちください。励みになります(￣^￣゜) (2017年6月3日 0時) (レス) id: 3f1de9717b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋斗鳥 | 作成日時：2014年12月14日 2時
