白雪15 ページ20
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｢び、びっくりした…｣
掌に収まっているリングを見て
私は一つ溜息をつく
急に出てきた白い炎が
私を包むまでに大きくなって焦った
そして、必死になりながらも
リングを指から引き抜くと炎は瞬く間に消えた
そして直感した
私はまだこのリングを持つべき時ではないと
…白い炎なんて原作にはない
なら、さっきの炎は何なのか
全ての鍵はきっと本の中にある
私はリングを黒い箱の中に戻し
蓋を閉めた
その代わりに本を開く
最初に書かれている事に私は目を見開いた
“これはオレの愛した人の話だ
と、言いたい所だがこれを読んでいる即ち
雪を持った者、あるいは資格がある者が現れた
という事になるだろう
彼女との出会いを語りたいのは確かだが
オレはそこまで野暮な男ではない
ここから先に語られるのは
守護者であって守護者ではない
オレのもう一人のファミリーを象った
もう一つの天候の話だ
きっとお前が知りたい事が
ここには綴られているだろう
もし時間があるなら
オレと彼女の出会いの話も読んでみてくれ
ただ自慢したいだけだが
退屈はさせないと思う
こんな事を書いていると知られたら
またＧに怒られそうだ
オレの意志を継いでくれる子孫が
現れてくれることを願う
ボンゴレファミリー初代ボス
ボンゴレ1世
又の名をジョットがここに記す”
｢やっばい、涎でそう｣
第一声がこんなのでごめんね
でもこれあれだよ、プリーモの直筆だよ
プリーモの手記だよ！？！？
もう炎どうたらよりも出会い話の方が気になる
…けど、厚さ的に出会い話の方が長そうだ。
新しい天候について書く事なんて
そんなに量はとらないはずだし
ってか今思うと夢小説の王道いってるね
新しい属性があるって
頭の中で脱線し始めているのを
理性でどうにか修正する
去れ、煩悩
お前の言う事は後でたっぷり聞いてやる
大きく深呼吸をして自分自身を落ち着かせる
そして次のページを開いた
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
何か…、うん。
ど う し て こ う な っ た
プリーモの手記とかいう設定なかったはずなのに←
何だこれは、キャラと世界が勝手に暴走するぞ
これ、ちゃんと進んでくれるのかな(遠い目)
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緋斗鳥(プロフ) - 評価ありがとうございます！何ていうか、皆好きねぇこういうの(特大ブーメラン) (2018年7月26日 16時) (
レス) id: 94089652f7 (このIDを非表示/違反報告)
緋斗鳥(プロフ) - ぼちぼち更新再開します〜〜。お待たせしてます、申し訳ねぇです (2018年7月20日 2時) (レス) id: 29dabd5e6c (このIDを非表示/違反報告)
緋斗鳥(プロフ) - 黒猫♪♪さん» ありがとうございます！長らく更新せずすみません。楽しんでいただけたら幸いです＾＾ (2018年7月20日 2時) (レス) id: 29dabd5e6c (このIDを非表示/違反報告)
黒猫♪♪(プロフ) - とっても面白いです！！続き楽しみにしてます！！ (2017年10月4日 7時) (レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
緋斗鳥(プロフ) - 時雨さん» お返事遅くなりました！コメントありがとうございます。大好きですかありがとうございます、俺も好きです← 更新ぼちぼちしていきますので気長にお待ちください。励みになります(￣^￣゜) (2017年6月3日 0時) (レス) id: 3f1de9717b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋斗鳥 | 作成日時：2014年12月14日 2時
