夜型81 ページ15
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X世達と別れた後、私服風隊服に着替え
勝手にハッチを開け←
とある場所に向かっていた
この時代のアイツだったら神出鬼没で
どこにいるのか検討もつかないが
十年前なら話は別だ
｢ついたついた、ここが並盛中か｣
大きすぎず、でも小さいわけでもない
至って普通の校舎を目の前にして思う事は一つ
並って字が付くだけはある←
まぁそんな茶番はさて置きとして
アイツはこの学校のどこにいるのかなぁ…
と、風に乗って戦闘音が聞こえてくる
耳を澄ませると音は上の方からしていた
俺はそこに視線を投げる
｢…ビンゴ｣
.
音を立てないようにそっ…と鉄の扉を開ける
隙間から見えたのは真っ青な空
そして戦いを傍観している一人のおっさん←
俺は自分の身が通れる位開けると
体を滑り込ませ音を立てないように閉めた
さり気なくおっさんの隣へ移動した時
心地よい風が体を包み、駆け抜けて行く
｢屋上って初めて来たけど…うん、気に入った｣
？｢！？｣
｢しーーっ…｣
おっさん…いや、跳ね馬の部下のロマーリオが
大声を上げようとしたので指を口の前で立てる
いくら気配消してたとしても
隣にいたら気付こうぜ…
ロマ｢…誰だ｣
｢そう怖い顔すんなって、ただ人に会いに来ただけだよ｣
【ロマーリオside】
仁｢そう怖い顔すんなって、ただ人に会いに来ただけだよ｣
ボスと雲雀の戦いを見ている時に
突如として隣に現れた男は笑いながらそう言った
俺が気配に気付けないなんて只者じゃない
今奴は楽しそうにボスと雲雀を眺めてる
その金目には戦闘狂の狂気を感じた
ん？金目…？
コイツ、ボスが言ってた金目の夜叉か？
なら、警戒しなくても大丈夫だな
｢黒夜仁だったか？流石だな｣
仁｢どーも。あんたはお守り大変だな｣
｢ﾊﾊﾊ 十五年以上一緒にいればもう何でもないさ。
それに、うちのボスはやる時はやる男だ｣
仁｢だろうな、そうじゃなかったら今頃キャバッローネは潰れてるだろ｣
｢ごもっともだ！｣
色々噂を聞いて、どんな奴かと思っていたが
案外普通に面白い奴だ
今度草壁も混じえて一杯やりたい
…そういえばこれだけ話していれば
雲雀なりボスなり反応するだろう
霧の幻覚といったところか？
若僧なのに本当に大した腕だ
ふと黒夜を見ると羨ましそうな顔をしていた
ディ｢恭弥、そろそろ休憩しねーか？｣
雲雀｢ヤダ｣
まだまだ終わりそうにない戦いに
俺は苦笑いをせざるを得なかった
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緋斗鳥(プロフ) - 更新しましたー！何となく無理矢理感あるけど気にしない(*`･ω･´) (2016年3月23日 23時) (
レス) id: 7b35b02c3a (このIDを非表示/違反報告)
緋斗鳥(プロフ) - あ、明日には更新しますので。。。。。 (2016年3月17日 23時) (レス) id: 7b35b02c3a (このIDを非表示/違反報告)
緋斗鳥(プロフ) - うっへぇ、皆さん早すぎィwお気に入り数こえーよwwwwww (2016年2月14日 23時) (レス) id: 7b35b02c3a (このIDを非表示/違反報告)
緋斗鳥(プロフ) - 城覇さん» ありがとうございます！あ、番外編完成したので良かったらどうぞ♪ (2016年2月14日 23時) (レス) id: 7b35b02c3a (このIDを非表示/違反報告)
城覇 - 恭さんかっこいいです！！雲はみんな戦闘マニアってｗｗｗまあ確かにそうかもｗｗこれからも頑張ってください！！ (2016年2月14日 13時) (レス) id: edf118dbe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋斗鳥 | 作成日時：2015年11月29日 0時
