夜型80 ページ14
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｢あ、ちなみにその番号は過去で使っても俺に繋がんねーから｣
ツナ｢え？｣
｢十年前は仕事用の番号しか持ってねーからな｣
リボ｢ﾁｯ｣
ツナ｢ひぃ！｣
よし、内容は言った。もう用はない
恭弥に会いに行こう、そうしよう
俺は出口に向かおうと体の向きを変えた時
視界にバジリコンが映り込む
あー、そういやコイツの問題がまだだったわ
｢言い忘れてた、ボンゴレ匣を持たねぇ奴らはX世達のサポートをしてくれ。資料とか必要になるからな。んで、明日実戦決定な｣
ビア｢分かったわ｣
｢それと、助言ってワケじゃねーけど言っとく｣
俺は体の向きをバジリコンへと向け
大きく息を吸い込む
そして目をしっかりと見据えた
【バジルside】
仁｢…お前らはまだ発展途上だ。これからどうにでもなるし、成りたい自分にもなれる。
けど最初から諦めてたら出来るもんも出来ねぇだろ、自分の上限を自分で決めんな。
上限を『理解』するのと『分析』するのでは全然意味が違ぇからな｣
拙者の目を見ながらそれだけ言うと
体の向きを変え出口へと向かって行く
あれは、沢田殿達にも向けた激励の言葉
なのに、何故こんなにも…
胸が締め付けられるのか
仁｢んじゃ、俺は行く所あっから。ちゃんとやれよー｣
背を向けたままひらひらと手を振り
彼はトレーニングルームを出て行った
『最初から諦めてたら出来るもんも出来ねぇだろ、自分の上限を自分で決めんな。』
その言葉が、頭の中でループする
…拙者は……
諦めていた…？
そう自覚した途端に
拙者の中にすとん…と何かが落ち着いた
沢田殿達の成長スピードは尋常ではない
それは、十年前でも同じ事で
拙者の方が前から鍛えていた
…それを、沢田殿はいとも容易く抜いていった
そして彼はボンゴレのトップになる者
｢…そうか。拙者は、無意識の内に……｣
沢田殿に負い目を感じていた
拙者は絶対に彼には敵わないと
それを、彼には…
『黒夜殿』には見抜かれていた
拙者は、彼の言葉を口にする
｢…拙者はまだ発展途上、これから成りたい自分にもなれる。最初から諦めていたら何も出来ない。
自分の上限を、決めない事｣
今度はすんなりと
彼の言葉を受け入れられた
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緋斗鳥(プロフ) - 更新しましたー！何となく無理矢理感あるけど気にしない(*`･ω･´) (2016年3月23日 23時) (
レス) id: 7b35b02c3a (このIDを非表示/違反報告)
緋斗鳥(プロフ) - あ、明日には更新しますので。。。。。 (2016年3月17日 23時) (レス) id: 7b35b02c3a (このIDを非表示/違反報告)
緋斗鳥(プロフ) - うっへぇ、皆さん早すぎィwお気に入り数こえーよwwwwww (2016年2月14日 23時) (レス) id: 7b35b02c3a (このIDを非表示/違反報告)
緋斗鳥(プロフ) - 城覇さん» ありがとうございます！あ、番外編完成したので良かったらどうぞ♪ (2016年2月14日 23時) (レス) id: 7b35b02c3a (このIDを非表示/違反報告)
城覇 - 恭さんかっこいいです！！雲はみんな戦闘マニアってｗｗｗまあ確かにそうかもｗｗこれからも頑張ってください！！ (2016年2月14日 13時) (レス) id: edf118dbe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋斗鳥 | 作成日時：2015年11月29日 0時
