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｢ハリー！なんてことするんだ！｣
｢先生を襲うなんて！｣
ロンとハーマイオニーが驚いた声を上げる
｢ペティグリューの話をして！｣
ハリーがリーマスとシリウスに杖を向けた
｢私たちの学友だ。友人だと思っていた｣
リーマスが言った
｢ペティグリューは死んだはずだ。お前が殺した！｣
そう言ってハリーはシリウスに杖を向けるが、Aが前に歩み出た
『彼はそんなことしないわ！』
その言葉と行動にその場にいた全員が面食らった
｢待てよ、なんで君、ブラックの味方するの？｣
ロンが不思議そうに眉を寄せて聞いた
｢そうだ。1番の謎だよ、ストレンジャー｣
リーマスがAを見つめる
『私……』
Aはその部屋にいた全員の顔を見渡して、最後にシリウスを見つめた
シリウスも驚いたような疑いのような眼差しでAを見ている
『私……あの……』
ここで言っていいのだろうか
思わずしゃしゃり出てしまったが、時期尚早だったのでは？
そもそも、ハリーたちがいる前で話すなんて、そんな馬鹿なこと
『私のことは後で話すから今はピーターの話を』
Aはハリーに訴えるように言った
｢信じられないわ｣
ハーマイオニーが囁くように言った
ハリーも頷いて杖を構える
『そう……じゃあ、こう言えば満足？私は、前世の記憶を持って生まれてる。A・ミルキーウェイの。彼女の記憶ではシリウスは親友を裏切るような人間ではないってことは誰よりも分かってる』
ほとんど投げやりに言ったその言葉にその場にいた全員は未だに理解できないという顔をしていた
『ほらね！理解出来っこない！こんな、突拍子もない……頭のおかしい話』
そう言ってAは呆れたように首を振った
『だから先にピーターの話をしてといったの』
｢信じられない｣
リーマスが呟く
『分かってるわ。私が誰より信じられない……でも』
そう言ってAはシリウスを振り向く
『本当なのよ』
その声には懇願が混じっていた
シリウスは目を見開いて首を振る
｢ありえない……彼女が……そんなことは決して｣
『じゃあどうして私がピーターのことを知ってるの？他にも知ってる。あなたはハリーの父親のジェームズと親友で、私は彼の母親のリリーと仲が良かった。でもそれ以上に……あなたを愛して、あなたに愛されていた』
その言葉にハーマイオニーが息を呑む
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サンマ(プロフ) - ユズナさん» 予想外な作品を作りたい衝動に駆られました！そう言っていただけて嬉しいです。ありがとうございました！ (2023年4月30日 19時) (
レス) id: e98e7ad213 (このIDを非表示/違反報告)
ユズナ - はじめの方から読んでて、最初は普通の転生物かなぁと思っていたらめっちゃ予想外すぎて面白かったです！神過ぎません？最後めっちゃ泣きましたよ！？こんな素晴らしい小説を作ってくださりありがとうございます！ (2023年4月30日 4時) (レス) @page49 id: d0e30b129b (このIDを非表示/違反報告)
サンマ(プロフ) - 音乙さん» ありがとうございます。とっても嬉しいお言葉です！最後までよろしくお願いします！ (2023年4月2日 16時) (レス) id: e98e7ad213 (このIDを非表示/違反報告)
音乙(プロフ) - どうしよう、勿論キャラとシリウスの絡みも最高だけど、何より謎の真実がめちゃくちゃ気になって一気読みしました、最高です。応援してます！ (2023年4月2日 11時) (レス) @page36 id: c1b7932ddf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サンマ | 作成日時：2023年3月28日 16時
