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リリーの思いがけない言葉に今度はAが驚くほうだった
『嬉しいけど、私は男の子が好きだから。ごめんね』
Aの言葉にリリーはハッとして笑い出した
｢私の方こそごめん！思わず言っちゃっただけなの。私も男の子が好きよ｣
リリーが笑っているのを聞き、Aもクスクスと笑いだし、しばらく2人して笑いあっていた
『あ、そういえばリリー。ウィリアム・テイラーって子、知ってる？』
笑いが納まったあと、Aは思い出したように聞いた
｢ウィリアム・テイラー？知らないわ。どうして？｣
リリーが嬉しそうに聞き返す
『実は呪文学で絡まれた子達に落とされた手袋を拾ってもらったの。それで魔法薬学の教室まで一緒に走ってくれたし、そのおかげで初めて走ったのに転ばなかったわ』
Aの顔はどことなく嬉しそうで、それを見ていたリリーは恋に繋がるのでは？とニヤニヤしていた
『多分グリフィンドール生なんだけど』
｢私が聞く限りで同い年にそんな名前の子はいなかったと思うわ。本当にグリフィンドール生？｣
『んー……呪文学も魔法薬学も一緒だったぽいし』
Aは会話から思い出そうと考えながら言った
｢呪文学ならレイブンクロー、魔法薬学ならスリザリンと一緒だったわね｣
『でも、多分グリフィンドールよ』
｢分かった、探してみるわ。Aの恋の相手｣
クスクス笑いでリリーが言った
『恋はしてません』
｢えー？｣
そうしてまた2人で笑いあって過ごした
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サンマ(プロフ) - 小夜さん» ありがとうございます。盲目を書くのは私も初めてなので、表現しきれてないところもあると思いますが、最後まで読んでくれると嬉しいです！ (2023年1月3日 21時) (
レス) id: e98e7ad213 (このIDを非表示/違反報告)
小夜 - 盲目の夢主の小説初めてです！本当に綺麗で素敵な物語で、読みながら夢主の感じてるものがすごく伝わってきます！！シリウスの良い所もすっごく出てて大好きです！！応援してます！(: (2023年1月3日 14時) (レス) @page35 id: e0f7d925b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サンマ | 作成日時：2022年9月4日 22時
