347話 ページ48
A視点
寺坂「ケッ、つまんねぇ
それでグレたって話か
皆んなそれぞれ悩みはあんだよ、重い軽いはあんだろうが……
俺等んとこで此奴の面倒見させろや
それで死んだらそこまでだろ?」
それで寺坂君達に任せる事になったけど……
A「なんで私も?」
狭間「さぁ?」
何故か私も連れて来られた
寺坂「あ?なんか、此奴の気持ちを1番考えられるんじゃねぇの?」
?どう言う事?
寺坂「あのシロの言葉
何があったとは聞かねぇけど、似たような事があったんじゃねぇのか?」
A「!……聞いてたんだ」
寺坂「気づいたのはカルマだ」
!カルマが……?
A「そう言う事ね……
まぁ、それなら力になるしかないか」
狭間「触手をどうしましょうか」
寺坂「なんか、帽子とか被せとけばいいんじゃねぇの?」
……もしかして寺坂君って、パーちん並みに馬鹿なのかな?
吉田「それじゃあ普通に出せるだろ」
!いや、でも寺坂君の考え方は案外いいかも……
A「頭から出すなら帽子とかに対せんせー用の何かを付けて被せればいいんじゃない?」
狭間「確かに、その案ならどうにかなりそうね」
けど、帽子だと時間かかるよね……
狭間「なら、バンダナでやりましょ
バンダナならあのネットを利用出来る
そうすればそっちの方が早く出来るわ」
A「じゃあ、そうしよっか」
それでバンダナを作って堀部君に被せた
被せて暫くした後に堀部君が目を覚ました
寺坂「やっと目ぇ覚めたか」
狭間「対触手ネットをリメイクしたバンダナ」
村松「気休めだけどよ
触手出せないだろ?多分」
それで何故かラーメン屋に行く事になった
なんで?
寺坂「なんでラーメンなんだよ」
狭間「お腹空いてるでしょ?
食べたら少しは気ぃ楽になるんじゃない?」
あぁ、そう言う事ね
村松「どうよ、不味いだろ?ウチのラーメン
親父に何度言ってもレシピの改良なんてしやしねぇ」
へぇ〜、此処って村松君の家のラーメン屋だったんだ
イトナ「不味い、オマケに古い
手抜きの鶏ガラを化学調味料で誤魔化している
トッピングの中心には、自慢げに置かれたナルト」
一口食べただけで凄い分かるね
イトナ「こんな店、チェーン店でも近くに出来たら直ぐ潰れる
ウチの親は勉強してても、無惨に負けた」
結構疑心暗鬼になってるね、堀部君
吉田「じゃ、今度はウチ来いよ
こんな化石ラーメンとは比較にならねぇ現代の技術見せてやっから」
村松「んだと!!」
それで堀部君は吉田君が乗ったバイクの後ろに乗り走らせた
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