116話 ページ18
A視点
その後は解散となりお風呂に入って眠った
そして、今日は五条先生が居ない
代わりの人って誰だろ?
?「久し振りだね、Aちゃん」
A「!冥さん!」
代わりの人って冥さんだったんだ……!
A「お久し振りです!」
冥冥「元気そうで良かったよ
事情は五条君から聞いてるよ
Aちゃんの家の事についてもだけど……」
A「問題ないです
元々、私が頼んだ事なので……
冥さんにまで迷惑をかけて申し訳ないです」
冥冥「そこは気にしなくていいよ
じゃあ、早速行こうか」
そう言って冥さんと向かったのは……
A「あの、コレは……」
冥冥「私は車の運転が出来なくてね
動物の力を借りていこうと」
いや、これどう見ても気球だよね……
え、コレを動物達に引かせるの……?
冥冥「さぁ、乗って」
A「あの……私大分体重ありますよ……?」
前まで減ってたけど、最近結構増え始めてるから……
流石にこの小さい動物とは……
冥冥「大丈夫だよ、そこは
唯、呪力を失うけれどね」
呪力を……?
あ、そっか
冥さんの術式って動物達に呪力を与えるだっけ?
冥冥「さぁ、早く乗りな」
A「は、はい」
それで私達は気球に乗った
そして、私達が乗った瞬間空に飛んだ
良かった……
取り敢えず、浮いた……
冥冥「あぁ、しっかり捕まってないと落ちるよ」
A「はい」
結構高いし、安定はあまりしてないけど捕まってれば大丈夫っぽい
冥冥「後、喋ると舌噛むよ」
え?そこまでスピードは出てないけど……
!?え!?さっきまでゆっくりだったのが突然早くなった……!?!?
冥冥「そんなのんびり行ってたら日が暮れるよ」
A「いや!速すぎですよ!!」
車よりスピード出てない!?
この動物達、働きすぎ!!
冥冥「落ちたら死ぬから落ちないようにね」
A「は、はい!!」
それでしっかり捕まって振り落とされないようにしてたら、着いたみたい
よ、良かった……
ち、地上だ……
何か、ジェットコースターより速い乗り物に乗ってた気分……
実際、ジェットコースターより速い様な気がする……
冥冥「着地は大雑把だから此処から歩いて行くけれど、道は分かるかい?」
A「は、はい……
一応……」
冥冥「じゃあ、案内よろしくね」
A「はい」
それで私はフラフラしながら歩いた
何で冥さんは普通に歩けるの……?
27人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ