69話 ページ20
A視点
罪滅ぼし………
どの口が言ってるんだか………
それに、里に戻る事が私の何よりの苦痛だよ………
ハンジ「罪滅ぼし？」
カカシ「俺達はAちゃんに謝ってもそう簡単に癒えない傷を負わせてしまった……その罪滅ぼしだ」
分かってて来てるならなんで里なんかに戻らなきゃいけないわけ
意味分からない……
リヴァイ「おい、此奴は嫌がってんのにお前等の所に行くのが罪滅ぼしだと？違うだろ。それなら此奴の居たい所に居させれば良いじゃねぇか」
サスケ「勘違いするな。俺達はそれなりに傷つけたが逆に其奴もそれなりに俺達を傷つけられてるんだ」
サイ「だけど、それの元凶は僕達じゃないの？」
…………当たり前だ……
アンタ等の所為で私はこうなった………
暁の皆んなだってそう………
アンタ等の………所為だ！！
カカシ「はい、これで君達に要求された事は言ったよ。まぁ、こちらにも無理矢理連れて行く気はないから安心して。またこっちに来るよ」
A「もう、2度と私の前に現れるな！！輪廻眼！」
それで眼を輪廻眼にし印を結び全員、無理矢理里に戻した
ベルトルト「A？大丈夫か？」
A「だ、大丈夫……気分は最悪………」
皆んなの前で彼奴等に会うとは……
全然ついてない………
もう会わないって思ってたのに………
エルヴィン「A、今日は色々あって疲れただろうから休め。明日は朝から移動だが良いか？」
A「大丈夫です……それじゃあ休ませてもらいます………」
それで部屋に戻って皆んなより早く休ませてもらった……
だけど、彼奴等にあった所為で夢を最悪だった………
【私達の前から消えてって言ってるでしょ！！化け物！！】
【おい、此処から先、里に入るな。立ち去れ！………化け物が……】(コソッ
【こ、こんな所に……ち、血塗れの子供が！！】
【キャァァァァァァァァア！！！】
はっ！！！………
これは……夢？
……………違う、夢じゃない………
あれは………私の過去…………
一生忘れられない過去………
ベルトルト「A？凄い魘されてたけど……水持って来たんだ。飲める？」
A「はぁ、はぁ、はぁ………あ、ありがとう……」
それでベル君から水を貰いその水を飲んだ
ベルトルト「………嫌な夢でも見たの？」
A「…………夢じゃない………私の過去………一生忘れられない………過去…………」
ベルトルト「一生忘れられない………か。ねぇ、Aは別の世界から来たの？」
別の世界から来た…………
確かにそうだね………
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作者名：りん松 | 作成日時：2019年6月11日 18時
