50話 ページ1
A視点
ベル君に………会いたいよ……
暁の皆んなに………会いたい………
会って………紹介したい………
【Aに恋人だと？何処のどいつだ？】
【旦那………Aの恋人を殺そうとしないでくれ……うん】
【A、何かあったら私に言いなさい？】
【小南も似たようなもんだな……】
【そうですね】
【こんな奴を嫁にもらう奴とは相当な物好きだな】
【そいつは絶対にジャシン教に入ってもらうぜ！】
【そんな物より金だ】
【そんな物とは何だ！！角都！！】
皆んな………
【アンタの恋人もどうせ化け物なんでしょ？私に近づかないで】
っ……辞めて………
辞めて！！
もう、これ以上………大切な人達を傷つけないで！！
A「はっ！………」
な、何だ……夢……？
………そう……だよね……
皆んなは………もう……居ない………
それも………そう………だよね………
グスッ………やっぱり……会いたい
此処で……穢土転生をすれば………会える………
それでやろうとしたら
コンコンコン！
ペトラ「A？凄い魘されてたけど大丈夫？」
A「だ、大丈夫………」
ペトラ「なら良いんだけど……あ！A！早く着替えて来てね！出発するから！」
それでペトラはどっか行っちゃった
………着替えよ………
今、此処でやっても次は2度と会えないんだ………
なら…………今は………また、我慢しよう……
それで着替えて外に出たら今度はペトラの前に乗せられた
何でも巨人(捕まえてた)が誰かに殺されたらしい……
もし、話が出来る巨人だったらっと思って見に行こうと思ってたけど、殺されたならしょうがない………
………この前言ってた事って一体………
……………考えても分からない……
けど、それが本当なら……私達は………人を……殺している
……………やっぱり、私は……自分の手を血で染める運命なんだね…………
今更、それが嫌って訳じゃないけど………
大切な人達を守れるなら………なんだってやる………
エルヴィン「君には何が見える？」
！？………び、びっくりした………
考え過ぎてると気配にも気付かない癖………どうにかしないと………
何が見える………か
エルヴィン「敵は何だと思う？」
敵………となるとあの巨人の事だよね？
A「何かは分からない………分からないけど、私達と同じ人間………だけど、此処の人じゃなく………巨人の仲間……って言う人じゃない………自分の任務でやっている………人………だと、私は思う」
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作者名：りん松 | 作成日時：2019年6月11日 18時
