51話 ページ3
A視点
五条「ほらほら〜!逃げちゃうよ〜?」
A「ハァハァハァ」
ちょっと、待って……
五条先生、化け物……
カレコレ1時間は走り続けてるのに、五条先生全然息が切れてない
シロ「クゥン?」
【大丈夫か?】
A「ごめん、ちょっと先に捕まえてて……
あ、後からハァハァ、行くから……」
クロ「ニャン!」
【主が休んでる間に俺達が捕まえてやる!】
そう言って2人は五条先生を捕まえに行った
A「ハァハァハァハァ……
わ、私も行かなきゃ!」
それで五条先生の所に向おうとしたけど辞めた
……無策で挑んで勝てる相手じゃない
なのに、行った所で体力を消耗するだけ……?
五条先生は相手がバテるのを待っている?
!そうだ、無駄に力を使い切って相手が余裕なら負ける確率は100%
その考えに今までならなかった……!
だから、まだまだ実力だけって言われるんだ……!!
なら、発想から変えて……
先ずは、この広い空間で追いかけっこをするんじゃなくて、範囲を区切る!
五条先生とシロとクロはあそこ!
なら、私も入って……!
A「七難即滅 七里即星 急急如律令!」
五条「?結界?かな?
……成る程、本来守る結界だけど、閉じ込める結界か……
ちゃんと考えるようになってんじゃん」
A「ありがとうございます!」
そう言って私は五条先生とシロとクロの所に向かった
だけど、全然捕まらない……!
A「ハァハァハァ」
シロ「ワン」
【此奴、ホントに人間か?】
クロ「ニャン」
【化け物だ】
霊符も残り少ない……
五条「アレ?もう終わり?
皆んな体力切れるの早いね〜」
A「ハァハァハァハァ」
息が切れてシロとクロを解いた
五条「式神を出すのもやっとだったみたいだね?」
A「ハァハァハァハァ
ま、まだ……!」
五条「じゃあ、捕まえてごらん?」
そう言って距離があったけど、近づいてきた
A「クッ……」
五条「ほらほら〜、僕は此処だよ〜?」
A「止縛法」
五条「?」
そう言った瞬間に五条先生は捕まった
五条「ちょ!言葉の奴なしって言ったでしょ!?」
A「使ってませんよ
ちゃんと足元見てください
ハァハァ、ハァハァ」
五条「?……!?え!?嘘!?
地面何か白いなと思ったけど、呪符!?」
A「はい、五条先生追いかけながら色んなところに落としてたんですよ
しかも、五条先生私が間違えて落としたって思ってたでしょ?」
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