5話 ページ7
A視点
真希「安静にって硝子さんに言われたけど、ぶっちゃけ明日から任務だしなー」
狗巻「しゃけ」
パンダ「安静に出来ないのが現状だよな」
A「私は暫く無さそうです」
真希「Aは今まで任務続きだったからな
しかも、全部怪我して帰ってきたんだろ?どうせ」
うっ………
正論過ぎて反論出来ない………
狗巻「いくら!」
A「心配、ありがとうございます」
パンダ「いつかぽっくり逝く何て事がない様にな」
A「それは、お互い様です
生きて、また何処かにお出かけ行きましょうよ
先輩と1年3人で!」
真希「そうだな」
狗巻「しゃけ!」
パンダ「じゃ、お前はしっかり休んで包帯をなくなる様にしろよ」
A「……努力します」
真希「そこは“はい”だろ」
そう言って持っていた呪具で軽く叩かれた
A「………多分、それは約束出来なさそうなので……」
真希「全く……
じゃ、任務に行く準備があるからな
じゃあな」
棘「高菜」
パンダ「じゃあな」
A「さようなら」
そう言ってそれぞれ自室に戻った
……五条先生も居ない
任務もない……
もしかして、座学もない?
なら久し振りに宮城に行こうかな?
……よし、行こう
それで私は支度(と言ってもほぼ手ぶら)をし私服に着替えた(霊符は荷物の中に入れた)
そして宮城行きの駅を見つけてギリギリ乗れた
良かった、夜だからコレが最後の奴だ
えっと相席って言ってたけど……
それで席を探してたら………
A「え……」
五条「え……」
A「な、何で居るんですか!?」
五条「いや、それこっちの台詞」
え、だって宮城行きで……
〔土産に喜久水庵の喜久福買ってくるねー〕
喜久福ってあの喜久福!?
………マジでか……
五条「取り敢えず、座りなよ
此処なんでしょ?」
A「はい」
それで座った
五条「………で?」
A「で……とは?」
五条「何で此処に居る訳?
任務ないでしょ?
明日は座学がある筈……」
A「五条先生居ないから久し振りに宮城に帰ろうかなーって」
座学あったんだ……
五条「そう言えばAは地元は宮城だったね
今日だけだからね?大目に見るの」
A「!……ありがとうございます!」
五条「静かにねー?」
A「あ………すみません」
此処、バスの中だった……
プルプルプル
あ、時間……
五条「出て良いよ?
僕は今から寝るから」
A「あ、すみません
もしもし?」
虎杖『もしもし!今日、出るの遅かったな
何かあった?』
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