20話 ページ22
A視点
虎杖「いや、でも怪我してるんだったら早く診てもらった方が……」
五条「取り敢えず、硝子の所に連れて行ってもらえるかい?
場所は僕が案内するから
あ、2人は寮に戻ってな」
虎杖「いや、俺も行く!」
玄武「1人、案内が居れば大丈夫だ」
虎杖「だけど……!」
A「そこまで心配しなくても、ちゃんと戻ってくるからさ
その後、悠仁の部屋見せてよ」
虎杖「お、おう」
伏黒「……行くぞ」
それで恵が察してくれたみたいで悠仁を連れて行ってくれた
五条「で?本当は?」
A「歩けない程痛いです」
勾陳「ん」
そう言って私は後ろをむかされた
五条「!?は、早く硝子の所に行こう!」
それで硝子先生の所に行った
〜医務室〜
五条「硝子!」
家入「?血相変えてどうした?
……?A?また怪我したのかい?」
玄武「勾陳、背中を」
勾陳「ん」
それでまた振り向かされた
家入「!?この怪我……!
ちょっと待て!」
そう言って硝子先生はどっかに消えたと思ったら急いで包帯と消毒とかを持ってきてくれた
家入「取り敢えず、座れる?」
A「まぁ、なんとか」
それで勾陳に降ろしてもらい座った
家入「ちょっと痛いだろうけど我慢しろ」
それで消毒をされた
めっちゃ痛い……!!
家入「結構汚れてる
この怪我はいつ?」
A「さっきの任務で、特級の炎みたいな術式を少し掠りました」
家入「掠った……ね」
五条「その背中全体的に広がる怪我で掠ったとか、どんな感覚な訳?」
A「こんな感覚です」
家入「……痛みは」
A「めっちゃ痛いです」
家入「……なら、まだ大丈夫そうだな
悟、アンタは出ていきな」
五条「え!?何で!?」
家入「何ででもだ」
そう言って無理矢理追い出した家入先生
家入「さてと、上の服脱いでくれる?
と言っても前の方しか無事じゃないみたいだけど」
A「あ、はい」
そういう事か
それで私は上の服を脱いだ
家入「包帯巻くからじっとしてるんだよ」
A「はい」
それで背中全体に包帯が巻かれた
家入「……この背中だけしか今回は怪我してなかったみたいだけど、怪我に耐性が出来て、意識を前より長く持ち続ける事が出来てるみたいだった
だけど、コレ以上怪我をし続けると、感覚が麻痺して、骨折しても気づかない体になる
……自分の為にも、もうちょっと……
いや、更に警戒しろ」
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