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閉店後、眠い目をこすりながらお店を出ると、目の前につけていた車の窓が開く。


「Aーちゃんっ」


その声とその顔に、一気に眠気が覚めた気がして、これが夢だったらいいのにと一瞬で願った。

そのまま無視をして通り過ぎようとすると、慌てて車から降りてきて私の手首を掴む。


「ねえ待って、また抱きしめるよ?」


後ろからする声に、苛立ちながら振り返って返事をする。


「すればいいんじゃないんですか?もう明るいし、結構人もいるから見られちゃ、」


話している途中で掴まれていた手を引かれて、すぐに視界が塞がる。


「抱きしめるよって、言ったじゃん」


そうだ、この匂い。


「・・・・・変態っ!!!」


大きい声で叫ぶと、ちらほらといた周りの人達が一斉に振り返る。


「あー・・・・最悪、」


そう呟いたかと思うと、さっきよりも強い力で私の腕を引っ張って、車のドアが開くとその中にあっという間に引きずり込まれた。


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ma(プロフ) - 続きが読みたいです!!よろしくお願いいたします。 (2023年3月7日 9時) (レス) id: cb1a0ddf39 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:EM | 作成日時:2017年3月11日 1時

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