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「もう遅いかもしれないけど、冷凍庫でスプーン冷やしてそれ当てとくといいよ」


家の前に着いてドアを開けようとすると横尾さんにそう言われて、恥ずかしくなりながら咄嗟に手で首元を隠す。


「・・・よくあることなんですね。もっとちゃんと教育した方が良いんじゃないですか?」


慣れたように教えてくれた横尾さんになぜか八つ当たりをして、今度こそ車を降りようとすると聞こえてきた言葉に手が止まる。


「太輔がそんなことするの、初めてだよ」


ドアハンドルを引こうとすると、ロックが掛けられていて開かない。


「どうでもいい子に勢いでそんなことする程、太輔は頭悪くないよ。」


横尾さんの声色が変わって、ドアを開けようとしていたのを諦める。


「太輔があなたにしている事には俺から謝りますけど、太輔の事、馬鹿にするのはやめてもらえる?」


じゃ、おやすみなさい、横尾さんが満面の笑みに変わって言うと、ドアのロックが解かれてやっと車から外に出た。



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ma(プロフ) - 続きが読みたいです!!よろしくお願いいたします。 (2023年3月7日 9時) (レス) id: cb1a0ddf39 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:EM | 作成日時:2017年3月11日 1時

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